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「プリマス」 サンクスギビング感謝祭発祥の地 390年前にメイフラワー号でやって来た清教徒達が定住してできた町

 プリマスはボストンから車で約1時間、人口は約5万人ほどの小さな街ですが、清教徒が迫害を逃れてメイフラワー号で新天地アメリカにやって来て定住をした、いわばアメリカの原点ともいえる町として大変有名です。

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 海岸沿いにはギフト店やベッド&ブレックファストが軒を並べていますが、白いペンキで塗られたニューイングランドのいわゆるハーバーリゾート風の建物が並んでいます。 

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 ギリシャ神殿のような円柱で囲まれている建物は、プリマスロック。1620年に102人の清教徒を乗せたメイフラワー号が2か月遅れの9月にイギリスのサザンプトンを出航し2か月後の11月にケープコッドに到着、定住できる場所をここプリマスに見つけ最初の第一歩の足跡を印したのがこのプリマスロック。

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 この地に落ち着くまでは、なんと2度も引越しをしたのだそうで、2度目の引越しの際は前の場所に残した下半分をセメントでくっ付けて1620とい文字を刻んだとの事。

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 何が置いてあるのかと見ると、ただの岩なのですが、アメリカの歴史はここから始まったのだという事実を知ると、なるほどと納得はできます。

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 メイフラワーII姓号。 メイフラワー号のレプリカですがちゃんとイギリスからここまで航海をした船です。1955年にイギリス人のワーウィック・チャールトンとい人の発案でレプリカをプリマスの展示に加えることになりイギリスで建造されここまで運ばれたのだそうです。

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船内は、有料ですが見学することができます。全長35メートル、幅8.5メートル、こんな小さな船に102人の清教徒と船員25人が乗っていたとは、相当に窮屈な船旅であったであろうと想像できます。総トン数はたったの180トン、スペースシャトルのディスカバリー号よりちょっと大きいだけだそうで、いかにスシ詰め状態の厳しい船旅だったがうかがい知れます。

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 当初は7月出航し冬の始まる前に定住できる準備をする予定が、出航が2か月も遅れプリマスに移住できた時はすでに12月、過酷な冬が始まりかける中で、住む家を作るなど過酷な労働がたたり約半数の人達が冬を越せずに亡くなってしまったのだそうです。 翌1621年4月、メイフラワー号は本国に向けて出航しますが、帰国する道を選んだ人は一人もいなかったとの事。

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翌1621年の春、周辺に住むインディアン、ワンパノアーグ族(Wampanoag)のマサイと大酋長との間で平和条約が結ばれ、インディアンに代々伝わるこの地での生活の知恵を授けてもらい、秋にはコーンなどを収穫することが出来、無事に冬を越すことができたのだそうです。11月の第四週木曜日のサンクギビング・ホリデー(感謝祭)はクリスマスと並んで、家族が集まる心温まるホリデーですね。 この時の収穫のお礼としてインディアン90名あまりを招待して開いた感謝祭がこのホリデーの始まりだそうです。日本の祭日は、時代と共に名前が変わり元々の意味が分からなくなってしまったものが多いですが、アメリカ人は歴史が浅いこともあるのでしょうが、この祭日の意味はちゃんとわかっているようですね。

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関 克久

Sales & Marketing Div., GM at JTB USA Inc.,
旅行のプロデュースに携わって30年。趣味は写真。「百聞は一旅に如かず」旅に出て初めてわかるのは、実は故郷の良さなのかも知れません。旅は百薬の長がモットーです。
関 克久

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