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現地オプショナルツアーのJTB ルックアメリカツアー

フィリップスバーグマナー&ピンクスター、そしてストーンバーンズ

ニューヨーク

マンハッタンから北に車を1時間ほど走らせると、美しい邸宅など歴史的建造物がある、古きよきアメリカの面影の残るハドソン渓谷沿いの町スリーピーホロウに到着します。小説文学「首無し騎士の伝説」や世界の石油王ロックフェラー家の邸宅カイカットがあることでも有名なこの街のビジターセンターと隣接してあるフィリップバーグマナー。ここは16~17世紀のコロニアル時代黒人奴隷や黒人奉公人を雇うオランダ系移民のプランテーションや、集落ののどかな農村生活を再現した非営利団体の屋外ミュージアムです。

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桟橋を越えた向こう側に広がるのがフィリップスバーグマナー集落です。 訪れた5月17日はちょうど春祭りPinksterの行われている日でした。Pinksterとは色々な意味を持つお祭り。 オランダ語が語源だそうで、オランダ人は春の訪れや家族団欒、宗教信仰に関係してお祝いをするのだとか。 一方アフリカ黒人達は春の訪れはもちろんですが、宗教というよりも彼らの過酷労働からの解放や日々の疲れから解放を祝うのだそうです。 フィリップスバーグマナーのPinksterは主にここで奉公していた黒人達のお祭り。 なにやら橋の向こうはアフリカンドラムや笑い声、ミュージックが聞こえてきて楽しそうな雰囲気。 せっかくですので桟橋を渡ってフィリップスバーグマナーへ入場です! 

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愉快な音楽と人の声に誘われて歩いていくと、大きなテントの下でダンスや黒人解放時代についてのスキット(小劇)が行われていました。観光客も一緒になって踊っていて、私もうきうきしてついつい踊りたくなってしまいました。

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当時の調理のデモンストレーションやアクセサリー作りの体験などご家族で楽しめるお祭りでした。

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また、ここスリーピーホロウのビジターセンターから車で10分くらいとところにロックフェラーDavidのデザインした農園があると聞いてストーンバーンズ (石造りの納屋・家畜小屋)<Stone Barns Center for Food&Agriculture>という場所にも行ってきました。

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ここは羊の群れや家畜がいるのどかな牧場・農園です。  日本でも知られている、いわゆるスローフード的 農場からそのまま食卓へっという食生活を見直そうというヘルシーな概念があるセンターです。広大な土地に家畜たちが放し飼いにされ、メインの建物は名前の通り石造りのバーン(納屋)があり、現在はBlue Hillという地元の食材を使って調理する高級レストランとそのカフェ部門、ギフトショップ、ビニールハウス、そして苗木を売るお店があります。 ファーマーズ マーケットもあり、地元農家が作ったパイやジャム、ソーセージなどが売られています。 教育センターでは様々なプラグラムが開講・開催されているそうです。 フィリップスバーグマナーと合わせて休日にお子様を連れて遊びに行くにはとっても素敵な場所ですね!NY近郊、都会の喧噪を抜け出して気分をリフレッシュしに行きましょう☆

【参照サイト】
Stone Barns Center for Food and Agriculture
630 Bedford Road, Pocantico Hills, NY 10591
Tel: 914 366 6200 Fax: 914 366 7905
http://www.stonebarnscenter.org/

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