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世界遺産「オアハカ歴史地区とモンテアルバン遺跡」 旅行記

メキシコ

オアハカといえば、今やもう説明不要のメキシコの定番観光地ですよね。そんな日本人旅行者に大人気のオアハカに先日行ってきました。メキシコシティ東バスターミナルからADO社のバスで約7時間、やっと到着。長かった・・・最後の方はクネクネ山道が続くので乗り物酔いしやすい人は気を付けましょう。到着した一等バスターミナルはオアハカ歴史地区の北側にあります。7時間座りっぱなしだったので、そこからホテルのあるセントロ中心地まで歩いて行くことにしました。

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 ↑ 町に出てまず思うのは高い建物がない!ということですね。ファーストフードのチェーン店なんかもほとんどないみたいです。あっても看板がモノトーンで統一されていたり、街一丸となって美しい景観を保っているのでしょう。感服!今回は町の中心にあって、オアハカ観光のハイライトでもあるサント・ドミンゴ教会のすぐ裏側にある安宿、ポサダ・マルガリータに泊まりました。立地の割に安くておススメです。荷物を置いて一息ついたら、町の散策へレッツらゴーだ!

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↑ というわけでやはり最初はすぐ近場のサント・ドミンゴ教会へ。

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↑ この教会の見物は何といっても入口天井の「生命の樹」のレリーフです。イスラム文化の影響もあるスパニッシュ・コロニアル建築様式と先住民土着アニミズム信仰の素敵な融合・・・この空間を執拗に埋め尽す過剰装飾なスタイルは「ウルトラバロック様式」なんて呼ばれたりしています。日本の日光東照宮や霊柩車なんかにも通じる、「あのセンス」ですね。他にも、プエブラ州の教会などでもこういったスタイルはたくさん見られます。

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↑ 入口以外にも、脇にあるサンタ・ロサリア礼拝堂も凄いことになってます。教会横に併設された博物館も必見。

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↑ 教会を出てメイン・ストリートを下っていきます。ここは毎日夜でも賑わっています。(夜の写真)

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↑ カテドラルのあるソカロに出ます。ここも昼夜を問わず賑やか。

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↑ そこからさらに少し南西へ行くと、庶民の台所メルカド、20 de Noviembreなども。

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↑ そしてオアハカといえば忘れてはいけないのが、カワイイ刺繍が入った雑貨や洋服でしょう。セントロ内には至るところにこんなショップがあり、町は色彩で溢れています。

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↑ この日は週末だったこともあり、夜には教会前で行われていた結婚式に遭遇。民族舞踊など、オアハカ地方伝統のセレモニーパフォーマンスが楽しめました。

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↑ そして翌朝はモンテ・アルバン遺跡へ。市街地から専用バスで約30分。山の頂上に遺跡はあります。

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↑ ここは遺跡公園自体が非常に広いのもすごいのですが、やはり圧巻なのがそこからの眺めです。ピラミッドの上から眺めるオアハカの渓谷群。まるで古代の天空都市にたどり着いてしまったような感覚。

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↑ 古代サポテカ文明の技術の高さがうかがえる足跡が多く残っています。マヤやテオティワカンの遺跡との共通点も数多いとか。オアハカは他にも、「トゥーレの木」や「ミトラ遺跡」、滝のように見える岩壁「イエルベ・エル・アグア」など、見どころが満載です。周辺の村に立ち寄って伝統工芸の工房などを見学するのもいいでしょう。市内の旅行会社から色々なツアーが出ています。メキシコ先住民文化が誇る、ハイレベルな手仕事の数々にも是非触れてみてください。

byバビル2世

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