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世界遺産「密林の奥深くに眠る古代マヤの聖地 パレンケ」 旅行記

メキシコ

2012年はマヤの年でしたね。そんなマヤ歴終焉直前の昨年秋に、マヤ文明を代表する遺跡、パレンケへ行ってきました。メキシコシティからバスで東へとひた走ること約半日、やっとパレンケの町に到着。バスを降りると…蒸し暑い!違う国に来たみたいです。どうやら本当にジャングルの奥地へと足を踏み込んでしまったようです。その日はとりあえずバス停近くの宿に泊まり、翌日の朝遺跡散策へ向け出発!

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  ↑ 長距離バスターミナルからほど近い、こんな素敵なモニュメントのあるスクエアから遺跡行きのコレクティーボが頻繁に出ています。僕が乗ったときは10ペソでしたが今は少し値上がりしたとか…

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  ↑ 町から遺跡までは8㎞ほどジャングルを分け入っていくのですが、その間にもホテルやロッジ、キャンプ場などが点在しているらしく、途中で他の旅行者もどんどん乗ってきます。20分ほどで遺跡入口に到着です。探検開始!ヨッシャ!

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  ↑ いきなりドーン!と出てくるのが「頭蓋骨の神殿」。少しわかりにくいですが神殿上部の柱の下の方にウサギの頭蓋骨のレリーフがあります。

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  ↑ そこから連なってドーン!なのがパレンケ遺跡のハイライト、「碑文の神殿」。残念ながら今は頂上には登れなくなっているのですが、この神殿にまつわるエピソードは凄いです。その昔、遺跡を調査中の考古学者が神殿に上り、足元にある床石をずらすと…なんと地下室へと伸びた秘密の階段が現れたのです!!!そこを進むと奥には巨大な石棺が。開けると中には…ヒスイの仮面を纏った王様の埋葬体が!!!まるでインディー・ジョーンズの世界ですが、実話です。ちなみにこれは「メキシコ考古学史上最大の発見」とも言われています。

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  ↑ ちなみにその王様の正体は「パカル一世」と呼ばれる、「太陽の生まれ変わり」としてこの地を支配していた偉大なる人物。石棺の蓋に描かれていたレリーフは横に見るとあたかも王が宇宙船を操縦しているようにも見えることからソッチ系界隈では「マヤ人=宇宙人説」も浮上したとか。写真は遺跡併設の博物館にある解説図。

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  ↑ 遺跡中央の宮殿。その驚異的な天文学的知識を持って現代とほとんど変わらぬ精度のカレンダーを用いていたと言われる古代マヤの人々。そんな彼らが天体観測に使用していたもきれいに残っています。

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  ↑ 「マヤアーチ」と呼ばれる、三角形にとんがった天井構造の廊下。

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  ↑ こちらもマヤ建築を特徴づけるT字型の窓。何か物を置いたりするのに、この形が都合がよかったのでしょうか。

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  ↑ さらに奥にある「十字架の神殿」からは遺跡全体のパノラマが見渡せます。奥の遺跡には複雑なレリーフもたくさん残っています。海の中にポツンと切り開かれた都市であることが分かります。

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  ↑ 遺跡をずっと進んでいくと博物館に辿りつくのですが、その途中にもつり橋などもあり、最後まで楽しめます。

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  ↑ 博物館にある「パカル王の墓」は必見!メキシコシティの国立人類学博物館にもそのレプリカが展示されていますよ!  そんな訳で、約3時間ほどの古代文明トリップが終了。密林の中にありながらも、公園はキレイに整備されていて、ただ歩いてるだけでも気持ちがいいです。あまり遺跡や歴史に興味がない人でも楽しめます。人があまりいない&涼しい朝早く行くのがおススメです。日焼け対策と水分補給に気を付けて散策に望みましょう。

by バビル2世

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