アメリカ大自然「グランドサークル５日間」～ザイオン国立公園からブライス国立公園へ～【１日目】 - スタッフブログ｜JTB ルックアメリカンツアー

ルックツアーの人気コース「アメリカ大自然　グランドサークル５日間」の見所をご紹介します。

【１日目】
ラスベガスを出発して９０分程、最初のストップはセントジョージの町。こには１８７７年に完成された現存する世界のモルモン教の神殿としては最も古い建物がある。信者達の巡礼の地として発展を成したこの町にある大きなスーパーマーケット“ハーモンズ”でこれからの長いツアーの下準備。出発前に買い忘れたものは全てここで用が足せるので大変便利なところ。

最近はアメリカのどんな小さい町に行っても日本の食べ物が買えるのでうれしい。このマーケットにもお寿司や枝豆など置いてありバスの中で食べながらツアーを楽しめる。

ザイオン国立公園内では　このトラムに乗って観光する。ここでは個人の車が禁止されているので園内は割りと静か。オープンカーから見上げると８００メートル程の高さの岩層群に圧倒されてしまう。トラムでいくつかのビューポイントを訪ねるが　これは私達グループ旅行者のみに使用され一般者は公園内を走るシャトルで見学することになる。

シナワバ寺院岩層　お勧めのビューポイント。古代アメリカ原住民達の聖地であり、神様との対話、祈祷の場として保持されたここも今はザイオン国立公園のハブとして全ての機構を集めている。バージン川の水の中を歩くナローズのトレッキングに行く人達でいつも賑やか。このあたりを夏の間いろどりを添える白い朝鮮朝顔は毒性、手を触れないように。

グレートホワイトスローン　お勧めのビユーポイント。偉大なる白き王座、と呼ばれるこの岩。神様がここに座った時　丁度この岩が背もたれになる発想から名付けられたとも言われている。ナバホ砂岩層のみで構成された一枚岩（実際には山）。ヨセミテ公園のエルキャプテンに次いで世界二番目の高さを誇る。ザイオンに来て　ここを見なかったら来たかいがないとも言われる　ザイオンを代表する山。

ザイオン　ロッジ　公園内唯一の宿泊施設。１２１室中　４０のキャビンは暖炉も備え海抜１３００メートルの夜半の冷え込みを考えて建てられている。朝夕にはロッジの周囲はここに住む動物たちの食事の場となり人を無視して草を食む鹿やうさぎ、リスの姿が楽しめる。山小屋のムード満点。一度は泊まってみたいロッジ。

ブライス国立公園　基本的には１４個の円形劇場で構成されているこの公園は浸食の成せる最高の傑作と評価されている。まるでおとぎの国に紛れ込んだような錯覚をおこさせる。ここはブライスポイント。公園の中では最も高い位置にあり全望写真を撮るのはこのポイントが最高。短時間で大きな公園を楽しむ最善方法は少しの距離をゆっくり時間をかけて歩くこと。ブライスにはその為のトレイルがいくつもあり　散策はここでは大切な行程。

ナバホトレイル　頂上から落差９０メートルを降りて又登り返して来るのは結構疲れる。ナバホループは輪を回りきって戻ってくるコース。起伏に富んで楽しめるルート。両側を高い壁に覆われたウオールストリートをジグザグに降りきるとやがて樹齢数百年のモミの樹に出会う。岩壁の赤、モミの樹の緑、そして抜けるような空の青さが不思議なコントラストでカメラのレンズに飛び込んでくる。

煙突岩　ナバホループ登り坂途中にみえてくる一本の細長い岩。今にも突端の先からもくもくと煙をはきだしそうで思わずカメラを向ける。数億年前はこの煙突の先迄厚い地層が覆っていた名残を今はこれだけに託している。この柱を過ぎたら頂上にたどり着く。疲労は激しいけれど自然に触れて歩き通した満足感には変えられない。

私たちの今晩の宿、ブライスキャニオン　ロッジ　ただ静寂の中にたたずんでものおと一つしない。西方は樹林に遮られて沈む夕日が見られない。明日の朝は早起きして朝日を見ることになっているので　早めに休むことになる。部屋から歩いて五分、崖のふちに立ったら素晴らしい太陽が朝の到来を告げてくれる写真が撮れる。今は星空が本当に近く、手を伸ばせば届きそうでテラスで時間のたつのも忘れてしまう。

アメリカ大自然「グランドサークル５日間」の動画↓↓

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