デンバーにこんなお店があるとは知りませんでした！お店の名前は、”Rockmount Ranch Wear”
どんなお店？ かというと・・・
・１９４６年から同じスタイルのウェスタン・シャツを作り続けている。・同じスタイルのシャツの製造ではアメリカで一番歴史がある。・ウェスタン・カーボーイ用のスナップボタンのシャツを始めて作った。・ニコラス・ケイジ、エルピス、メグ・ライアン、レーガン大統領などスターのご用達。・昨年他界したアメリカで最年長のＣＥＯ（１０４歳）が創設した。 ・・・そして死ぬまで現職だった！
”Rockmount Ranch Wear” はデンバーのダウンタンの、WAZEE通りに今も昔から変わらないたたずまいのお店があります。
お店の近くにはトレンディーなホテル、レストランなど散策していても楽しい雰囲気です。
さて、お店の内装はほとんど開業時から変わってないのでは？ と思うほど雑然としていますが、またそれが味のある店内になっています。
有名なウェスターン・シャツはどれもデザインが凝っていて、かつ機能的に出来ています。タバコの出し入れがスムースな胸ポケット、ペンをさす穴、などなど工夫が凝らしてあります。
そしてカウボーイが仕事中にモノに引っかかってもボタンが飛ばないように考案された「スナップボタン」は今でも全部のシャツに使われています。これに慣れると、着たり脱いだりするのが非常に簡単！
３代目の社長の、 Steven Weil氏。初代社長の意思を継いでこのブランドを守っています。 奥様は鹿児島県出身の３世の美しい方で、ＵＡのフライトアテンダントをしていたそうで、「日本にも何度も行ったけど、成田だけだったわ！」と言っていました。
Weil氏は、先代の社長が亡くなる前に、”Ask Papa Jack” という本を出版されていますが、104歳まで現役の社長だった世界一高齢のＣＥＯ、Papa Jack の事を書いてあります。実は、デンバーの観光局の方からPapa Jackの話を聞いて是非お店を見たくなって来て見たという次第。 来てみてよかった！
WAZEE という名前の犬。 Weil氏の愛犬で、このお店のある通りの名前をつけたとの事。階段の上は、Weil氏のオフィスと、ミュージアム（といってもビンテージのシャツが無造作に展示されてます）になっていて、WAZEE君はちゃんと番犬役をしていました。
サイズは、Ｍでも日本人にはちょっと大きいとの事で、倉庫でピッタリのサイズを探してくれました。彼女は６０歳を超えていると思いますが、ここでは若い方！ 他に７０歳以上と思われる方が２－３名働いていました。
昔から変わらない、ラベルです。 着心地は、ふわっと身体になじむというか、不思議にフィットして首の周りがしっかりしまっているせいか、暖かい感じです。 着たり脱いだりするのも、簡単なので毎日、普段着として愛用できるでしょう。
アメリカにも、１０４歳まで元気に仕事をする気骨のある方がいたという事を知る事ができて、それだけでもデンバー、コロラドに来た価値がありました！皆さんもコロラドに来たら是非、立ち寄ってみてください。 シャツは＄８０以上と高めですが、なんともいえない味があってきっと気に入られるでしょう。
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