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ナイアガラ・オン・ザ・レイクのワイナリー シャトー・デ・シャーム Chateau de Charmes

ナイアガラ

ナイアガラの滝から北のナイアガラ・オン・ザ・レイクに行く途中、西に伸びる81号線を入り瀟洒な住宅地を楽しんでいると、まもなく葡萄畑が見えてきます。ナイアガラにはなんと60ものワイナリーがあるそうですが中でもひと際シャトーのような大きな建物で目を引くのは、シャトー・デ・シャーム・ワイナリーです。

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通りを隔てて反対側に、このワイナリーのオーナーのポール・ボスクさんの邸宅が建っています。ポール・ボスクさんは1960年代にカナダにやってきて、15年間に渡ってこの地の気候を研究してワイン造りに最適なことを確信して、ワイン造りを始めたのだそうです。

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ちょうどここは断層で高台があって、オンタリオ湖からの風が断層に当たり跳ね返ることによってワイン造りに最適な気候条件になっているそうです。 180日以上の霜が降りない日がある最適な気候だそうですが、それでも冷え込む日には以前はヘリコプターを飛ばして、空気を拡散させて温度を上げていたのだそうです。今は、下の写真の左奥に見えるような、ジーゼルエンジンで動く巨大なファンが随所に設置されて、冬の冷え込みに備えているそうです。 ちなみに、このファンは1台300万円以上だそうです。

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シャトーというだけあって、建物の中はちょっとした高級ホテルのようです。 もちろんワインテイスティング設備も完備、お土産のワインも選り取りみどりです。

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ポール・ボスクさんはフランスのディジョンにある有名な大学、バーガンディー大学でワイン造りを学んだ方で、フランスで古くから伝わる手法をここナイアガラで忠実に再現しているとのこと。熟成する樽はブルゴーニュの森、それもある特定の森のオークを指定して作らせているため、全てフランスから輸入しているのだそうです。

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全てこの建物でワインは作られるため、地下には巨大なタンクが並んでいます。左のタンクで3万本のワイン・ボトルができるとのこと。

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真ん中の赤ワインは、2007 Equuleus VQA。 ここで一番高いワインで$40で販売されています。VQAというのは、ぶどうも醸造も全てここオンタリオ州で造られたワインにしか付けられないオンタリオのWine Authorityの証明だそうです。 ワインはそれほど通では無いのですが、香りと適度な酸味がある素晴らしい味でした。左右のは、ナイアガラの名産アイス・ワインです。 こちらも経験した事のないような奥の深い甘さが幾重にも味わえる絶品という感じでした。 ちなみに左が$25、右のアイスワインが$75です。

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お土産用には機内持ち込みができないので、チェックインバッグに入れても大丈夫なようにちゃんと梱包をしてくれます。もちろん宅配もOKです。

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ワイナリーはナパバレーというのは定評ですが、ここナイアガラにもワイナリーが沢山あって、ワイナリーツアーの内容という点ではナパに負けず劣らず楽しむ事ができます。

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1日でナイアガラの滝だけを観光というのも、もちろん十二分に価値はありますが、もし日にちに余裕があるならば1泊して、ワイナリーやオン・ザ・レイクの街を訪れてみてはいかがでしょうか?

【参照サイト】
Chateau des Charmes
1025 York Road
Niagara-on-the-Lake, Ontario L0S 1J0
www.chateaudescharmes.com

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関 克久