「グランド・セントラル駅」ニューヨークで一番のアトラクションかも？Grand Central Station - スタッフブログ｜JTB ルックアメリカンツアー

「グランドセントラル・ステイション」はもちろん電車の駅としてもすばらしい機能をもっていますが、人を集めようとして無理やり造った施設と違って、人が自然に集まってきてそのニーズが創り上げてしまったような自然なエンターテインメント的な場所になっています。

１９１３年に完成し、長さ約９０ｍ，幅約３６ｍ，高さ約３６ｍの巨大で荘厳がロビーを見るだけでも価値があります。　８万スクエアー・フィートの広さの天井は地中海で１０月から３月にかけて見られる星空になっていて、なんと２５００もの星が描かれているそうです。

また、巨大なメロンの形をしたシャンデリアーがいくつもありますが、今までブロンズ製と思われていたところ改修工事の際に掃除をして長年の埃を取ったら、なんと金箔が貼られてあったそうです。１９１３年当時は電気は貴重なエネルギーで、高価な電球と金のシャンデリアーで最高の照明装置を設置したのだそうです。

駅ですから、もちろんホームもあります。今はバンク・オブ・アメリカになっていますが、ここにあったビルトモア・ホテルに通じる39/42番ホームには「キッシング・ルーム」と呼ばれる場所があったそうです。このホームに1902年から1967年まで走っていた有名な”20th Century Limited Train”が到着したのだそうで、映画スター、政界、財界の名士、軍人などが帰郷した際に家族との再会の場所だったとの事。正式名は「ビルトモア・ルーム」と言うんだそうですが、” Kissing Room” なんともロマンチックな名前ですね。

西の階段の中二階には「マイケル・ジョーダン・ステーキハウス」があります。マンハッタンの夜景が見えるレストランもいいですが、この荘厳なロビー・ビューもなかなかいいですね。

ロビーの東西に２つの「グランド・ステアーケース（階段）」があります。どっちが新しいかわかりますか？両方に行ってみるとなんとななく西側の階段がしっくり、東側はなんか狭苦しい感じがします。

この駅が建てられた１９１３年当時は東側には国連もホテルも無かった、あったのはヤギの牧場、ビール工場くらいだったそうで入り口は必要なしとの事で、西側の階段のみが造られこっちががオリジナルというわけです。東の階段は後から造られたとの事。　コーネリアス・ヴァンダービルトが資金難になってためにオリジナルプランを変更して１つにしたという説もあるようですが．．．。　真相はわかりませんね。

マイケル・ジョーダンのバー。　この反対側にもバーがあります。駅とか、空港のバーってのは時間が決まっているのと、これから別の場所に行くんだ！って気持ちで飲むのでなんというか刹那的な感じがあっていいもんです。

チーズケーキのジュニアーもあります。家で待つ子供へのお土産もここで調達できます！ちなみに、ルックスタッフのニューヨークの有名店チーズケーキ食べ較べコンテストでは、第４位でした。

地下にある、丸いカウンターの「Dishes」　なんか宇宙船のような感じで、周りに置かれてある椅子も駅の待合室風の木製のものから、全プラスティック製のソファーもあったりして楽しい感じです！とにかく地下にはファーストフードから、バー、レストランが沢山あって、毎日この駅から通勤している人がうらやましい！

グランド・セントラルと言えば「オイスター・バー」。日本にもできておなじみですが、分厚いタイルが張られたアーチ型の天井はトレードマーク。１階からこのレストランに続く下り坂の天井の高いランプが右と左から２本ありますが、以前は高さ２．４メートルのところに木製の天井をがあってまるで洞窟の中のようだったのだそうです。７０年目にして初めてオリジナルの天井のお披露目になったのだとか。

セックス・アンド・ザ・シティーで一躍有名になった「マグノリア・カフェ」もあります。ウェスト・ビレッジの本店の方とは違って広くて、きれいな店構え。ここでも大人気です。ケーキを作っているところが外から見えるようになってます。

待ち合わせのスポットとしては、渋谷のハチ公前と同じくらいニューヨークで有名なロビーの時計台。実はロビーのど真ん中になるように、オリジナル場所からすこし移動されたんだそうです。もう１つ、地下のインフォーメイション・ブースに繋がっている秘密の小さな螺旋階段も中にあるのだとか？こんな狭い中にほんと？？　行ったときに本当にあるのか、聞いてみてください。

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