『グランドサークル激走！オヤジのアメリカ大自然大冒険！』 DAY2 ～ザイオン国立公園にとにかく感動！～ - スタッフブログ｜JTB ルックアメリカンツアー

●第2日目
≪グランドサークル走破に向け出発。ザイオン国立公園観光、そして、ブライスキャニオンのホテルへ。≫
（走行距離５２５ｋｍ（迂回距離含む））

いよいよ本番、大きな期待と少しの不安を胸に＆やや乏しい下調べの情報量を頭に（実はこれが全体の行程に影響を及ぼす）、グランドサークル走破に向け、いざ出発！

朝、ラスベガスのホテルを出発。まずはＩ－１５を北上。車内でかかる音楽は日本からＣＤに録音して持って来た『アメリカ横断ウルトラクイズ』のメインテーマ曲。俄然、オヤジたちの気持ちが盛り上がる。

ユタ州に入りハリケーンという町で初めての給油。ガソリンスタンド（アメリカではガスステーションという）が日本でいうコンビニのようになっていてドリンク・スナック等の調達やトイレ休憩として利用できる。（この時期ユタ州はネバダ州との間に１時間時差あり。ユタ州の方が１時間進んでいる。夜になってからこのことを思い出す。）

お昼過ぎ、ザイオン国立公園到着。公園入口でアニュアルパス（１年間有効な国立公園共通入園パス。オヤジのひとりは最後まで“アニマルパス”と言っていた。）を購入。これから訪れる国立公園それぞれで入園料を払うより割安なため。事前の下調べが活かされたケースも勿論ある（笑）。まずは資料・情報収集のためビジターセンターへ。

この時期（9月中旬）、園内は一般車両の乗り入れが規制されているためビジターセンターからは園内を循環するシャトルバス（無料）を利用することになる。辺りを囲む数百メートルもの高く切り立った岩壁がそのまま覆いかぶさってくるようだ。青い空、樹木の緑とのコントラストが美しい。

最初は園内唯一の宿泊施設ザイオンロッジへ。ロッジ前の広場で軽食（ランチ）をとる。なんともすがすがしい気分。その後、グロットという停留所へ。

グロットで下車、エンジェルスランディング＝天使が舞い降りるところ　（標高差４５０ｍ）へと続くトレイルを歩く、というか登る。はっきり言ってハード。日頃営業で鍛えられている？脚力が発揮される。

スカウトルックアウトにて（トレイル入口から往復４マイル。往路（登り）は１時間２０分かかったのに対し復路（下り）は４０分で帰って来た。）。長く険しい道のりだった。だが、その疲れを吹き飛ばしてあまりある素晴らしい眺望。で、ここからがクライマックス、鎖を伝って断崖をよじ登らなければならない本当の正念場。この先こそ“天使が舞い降りるところ”・・・、なのだが、そもそもそれに挑むだけの色々な意味での準備がなく、また、時間も押していたためここで引き返すことに。実のところ、当初よりエンジェルスランディング登頂を目指していたわけではなかったのだ（苦笑）。ちょっとした勘違い？からここまで行き着いてしまった次第（大汗）。気持ちが満たされたようなそうでないような、「ま、でも、話のネタにはなるか。」とまた自分たちに言い聞かせて“一定の”達成感を胸に下山。なお、体力的には頂上エンジェルスランディングを目指すだけのまだ余裕があったと強がっておこう。

再びシャトルバスに乗って移動、リバーサイドウォークへ。バージン川に沿って続くトレイル（往復２マイル）でナローズの出発点で終わる。ここから先がナローズ、川そのものがトレイルになっている。ここでタイムアップ。日没間際、時計はすでに１９時前（実際には２０時前だったということになる）。思いのほか時間を費やし（というか、どんどん時間が経ってしまった感じで）、まさかのザイオンだけで初日終了。いやぁ、ザイオンだけでも見るとこ満載、これから先、スケジュールをこなしていけるのか？ひとつの公園でこの大きさ、むしろ逆に期待が膨らむ。想像より遥かにデカイぞ、グランドサークル！

ザイオン出発直後にハプニング、なんとブライスキャニオンへ抜ける９号線が道路工事のため夜間は通行止めになっていて大きく迂回するハメに。ブライスキャニオンのホテルに到着したのは明けて午前１時過ぎ（疲）。

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[by: オヤジ１号]

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