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往年のスター達の常宿 ルート66の宿場町ギャロップの「エル・ランチョ・ホテル」 El Rnacho Hotel

ニューメキシコ・サンタフェ・カールスバッド

ギャロップニューメキシコ州アルバカーキーから西に3時間、アリゾナ州フラッグスタッフから東に4時間の所にあります。 ”ルート66”沿いの宿場町のような、人口2万人足らずの小さな街ですが、ルート66の歌にも出てくるので「アァあの!」と思われる方も多いでしょう。

突然ですが、下の写真の右の方はここ、Gullop市長さん「The Honorable Harry Mendoza」で、左の方はChairman of County CommitteeのMr.David Dallogoです。 当地Gullopではボロタイをするのが流儀、流石に良く板について似合っています。 ボロタイを褒めると、これはどこどこのホピ族代々伝わるデザインで誰々がいつ造ったんだ~、といった自慢話を聞くことができますよ。

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ギャロップは第二次大戦中に日系人の強制収用キャンプ建設に反対をした町ということで日系2世、3世も多く住んでいて良く見かけます。 そしてここには、往年のスター達が常宿にしていた有名なエル・ランチョ・ホテルがあります。

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たばこが5セントで売られていた時代の自動販売機です。なんでこんな田舎にスター達の常宿があるかって? 答えはニューメキシコは晴天の日が多く、昔から映画のロケがたくさんあったんだそうです。今も州がロケ隊を優遇しているそうでたくさんロケが行われているのだそうです。

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大きな暖炉がロビーの奥にあります。この前でスター達が集まって、マティーニでも片手に撮影の疲れを癒していたんでしょう。そんな写真が2階の廊下に所狭しと飾られています。

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俳優時代のレーガン大統領もよく泊まったそうで、ロナルド・レーガン・スイートなる部屋があります。この他にハンフリー・ボガード・スイート、ドリス・デイ・スイートなどなどがあります。

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部屋自体はロケ隊が使うのでただ広いだけ、質素で大したことはありませんが、バスルームは凝ってますね。ちょっとした書斎のようです。

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トイレや風呂でアイデアがひらめくことは良くありますよね。こんなバスルームが欲しいもんです。

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ギャロップは別名で、「Indian Capital of the World」と呼ばれています。周辺にはインディアンの居留区が沢山あって、ナバホ族、ホピ族、ズニ族などが住んでいるからだそうです。ネイティブ・インディアンの装飾品、特に本物を安く買うにはここギャロップがベスト! で、特にTrading Postと呼ばれるいわゆる質屋(といってもインディアンの人たちには銀行のようなもので、ジュエリー専門のお店)には確かに年代物の質のいいジュエリーがたくさんあります。

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都会に生活していると、こんな田舎にこんな生活があったのか驚ろく事が多いですが、それだけアメリカは広いという事とやはりアリゾナ、ニューメキシコ、コロラドでは先住民族であるネイティブ・インディアンの文化とは深いかかわりがあるということを感じました。 2~3週間かけてゆっくりアメリカの田舎を旅する(できればハーレーで!)そんな贅沢な旅行をしてみたいもんです。

【参照サイト】
El Rancho Hotel
1000 E. 66
Gallup, NM 87301
(505) 863-9311
http://historicelranchohotel.com

 

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関 克久