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憧れのモン・サン・ミッシェルの旅② ~ゆったり贅沢な1泊2日の旅~

フランス

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修道院見学の後は、城壁に沿って、外側をぐるーっと見て回りました。こちらは北塔からの眺め。満潮時には、周りは海水で満たされるのでしょう。

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島にはとにかく階段が多いです。そして、石造りなので、靴底の素材によっては、滑ってしまうかもしれません(特に雨の日は)。履き慣れた靴で見学するのをお勧めします。

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ラ・メール・プラールという老舗のオムレツ屋さんも見えます。こちらは入り口からすぐのところにあります。修道院を訪れるお腹をすかせた巡礼者達のために、プラール夫人がお腹いっぱいになるよう、大きくてふわふわのオムレツを考え出したそうです。

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ツアー初日は朝も早く、途中の雨と寒さのせいもあり、体力も限界。今日はこの辺にしてまた明日ゆっくり見ようと島を離れます。この後、疲れた体にさらに鞭を打つとは思いもせず・・・
島からバス乗り場まで歩いている途中、この標識を見つけました。間違いなく歩行者専用の道です。島とホテルエリア間は、歩行者専用道路と、バス専用道路と分かれているのです。

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工事中のせいもあり、また疲れて判断力が鈍っていたせいもあり、奥に停まっているバスを信じて歩き始めましたが、どうやらバスはただ停車しているだけのようで、運転手がここからは乗れないと、身振り手振りで教えてくれました。結構既に歩いてきているし、今来た道を引き返すのも面倒になった私は、写真撮影がてら、歩いてみようと思い、歩き始めました・・・先ほども言いましたが、約2kmの距離になるとは、思いもせず。事前の調査不足の自分を責めました。いやーー長かった!(写真左にバスが見えますが、かなり遠く、全く違う道を走っているのです。)

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30-40分かけて、やっとホテルエリアに到着。運動不足気味の方は、天気が良ければモン・サン・ミッシェルに向かって歩くのは景色も楽しめるし、とてもいいと思います。でも私はまさに今疲労困憊。

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ホテルエリアの手前には、大きな橋(水門)があります。案内板を見てみると・・・ダム!こちらで、満潮時に水を貯めて、一気に水を放出し、堆積物を沖合に押し流すという、海洋環境復元プロジェクトの一つだそうです。

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ここからの眺めもなかなかいいのでおススメです。

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ようやく今回宿泊するホテル、メルキュール・モン・サン・ミシェルに到着しました。レセプションの対応も非常によく、さすが4ッ星ホテル!

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お部屋の中は落ち着いた内装で、無料コーヒーやドライヤー、バスアメニティーも完備。WiFiももちろん無料で使用できます。

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また、お風呂を愛する日本人として、気になるバスルーム。ハンドシャワーですし、こちらのバスタブはきちんと深いので、温かい湯船にゆっくりつかって、疲れた体を癒せました。お気に入りのバスソルトや入浴剤を持参するといいかもしれません。

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ディナーも、あの絶景が楽しめるルレ・サン・ミッシェルの窓側の席を予約し、とにかく一日中、モン・サン・ミッシェルを見つめ続けます。夜は窓ガラスに、自分たちが映りこんでしまうので写真がうまく撮れなかったのですが、昼間同様、素晴らしい景色を眺めながらおいしいお料理を楽しめます。今回私が注文したのは、ゴートチーズのサラダと、子羊のグリルとポテトグラタンで、とてもおいしく頂きました。

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おいしいお料理に舌鼓を打った後、またしても、ライトアップされた夜の幻想的なモン・サン・ミッシェルを見に行きます。いつでも好きな時に、好きなだけ見に行けるのは、宿泊者ならではの特権!日没後は、周りに明かりが全くないため、人間が歩いているのが見えません。とても危険ですので、ホテルで無料で貸し出してくれる、反射ベストを着用するのをお奨めします。夜間も本数は少なくなりますが、シャトルバスが運行していますので、安心です。

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【DAY2】
ぐっすりとよく眠れた翌朝、朝10時までは、ホテルの宿泊棟のすぐ隣にあるル・プレ・サレというレストランで、ホテルの朝食ビュッフェが食べられます。朝ゆっくりし過ぎて、時間ぎりぎりに行ったので、大急ぎで好きなものをお皿に乗せます。パンや、ヨーグルト、フレッシュジュース、新鮮な果物、卵、ソーセージ、シリアル、コーヒー、紅茶等が取り揃えられていて、どれもおいしそうで、時間があったら、全て食べてみたかったです。

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お腹もいっぱいになったところで、もちろん、モン・サン・ミッシェルに向かいます。
今回は、島内をゆっくり散策しました。メインストリートのお土産物屋さんでは、とても熱心に日本語で話しかけてくれます。私は、日本の家族や友人に、ノルマンディー名産の塩の花(フルール・ド・セル)と、もちろん、プラールの有名なガレット(バタークッキー)を買いました。

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その他、教会に行ったり、歴史博物館で中世の興味深い展示を見たり、海洋博物館では、潮の干潮現象の説明を見たり、たくさんある小道をくまなく通って新たな発見があったりと、十分な時間があるのも、1泊2日ならでは。

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また、島内にも、ホテルがいくつかあります。次回は、神秘的なこの岩山の上に建てられた島内に宿泊するのも素敵だなと思いました。

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夕方出発するバスの時間まで、カフェでゆっくりお茶しました。ラ・コンフィアンスというレストランで、お勧めの塩キャラメルのクレープ。シンプルで甘くて、ビターなエスプレッソにもよく合います。プラール系列のようで、コーヒーにはプラールのチョコレートが付いてきました。でも本当はノルマンディー名物のそば粉のクレープが食べたかったのですが、お腹がいっぱいだったので軽めにすませました。

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楽しかったモン・サン・ミッシェルともお別れする時間がきました。名残惜しく、この神秘的な美しい島を何度も帰り際に振り返ります。

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パリへと戻るバスは、行きと違って通常の大型バスでした。WiFiも使えるようですが、この日はたまたま調子が悪く、使えなかったようです。一度サービスエリアにてトイレ休憩がありますが、それ以外はノンストップで、パリには9時前ぐらいに到着しました。車内では、ガイドさんが一人ずつに声をかけてくださって、色々な質問に答えたり他ツアーの手配等もしてくださいました。日本人ならではのきめ細やかなサービスは、とてもありがたかったです。

季節や天気、潮の満ち引きによっても、様々な顔を見せるモン・サン・ミッシェル。皆さんにも、ぜひ一度、この美しい世界遺産を自分の目で見て、体で感じてほしいと思いました。

by ソフィー

 

参加したツアーはこちらです↓
世界遺産モンサンミッシェル2日間(モンサンミッシェル島内または対岸ホテル宿泊)

 

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