ウエスト・ビレッジにある北京ダック専門店Decoy（デコイ）に行ってきました。人気中華料理店Red Farmの姉妹店で、同じ建物の、地階にDecoyが入っています。Decoyの北京ダックは、GQをはじめとするメディアのNYの北京ダックのランキングで、一位を獲得しています。店名のDecoyは、カモの狩猟で、おとりに使うカモ型の模型のことで、店内にもカモ型の模型がたくさん飾ってあります。黒が基調のインテリアは、おしゃれで、中華料理じゃないみたい。大きな長テーブルが1つあって、そこで相席で食べます。壁には、アヒル・バージョンの「最後の晩餐」の絵が。。。今回、私たちが挑戦したのは、北京ダックのプリフィックス・コースで、料理は、全てシェアが基本。前菜を2人で２品、ご飯物を１品選びます。
Fried Branzino Skin（ヨーロピアンシーバスの皮の唐揚げ）｜Assorted Pickles（ピクルス盛り合わせ）
揚げられた魚の皮。レモンを絞って、ピコ・デ・ガロをつけて食べます。魚の生臭さがなく、パリパリサクサクで、スナック菓子のような感じでした。ピクルスは、きゅうり、カリフラワーとキムチ、珍しいスパイシー・マンゴーの3種類。
Redfarm Pastrami Triangles（パストラミの三角揚げ）
選んだ前菜の１品目。パストラミが入った、揚げたての春巻き。何もつけずにもしっかり味がついていますが、ルーベンサンドイッチのように、お好みで、ロシアンドレッシングをつけて食べます。
BBQ Pork Lettuce Wraps（BBQポークのレタス巻き）
前菜の2品目。細かく刻んだ、BBQポーク、くわい、ニンジン、ネギとクリスピーライスが入っていて、見た目も、味も、食感も楽しい料理。ソースは、ピコ・デ・ガロとホイシン・ソース（海鮮醤）の２種類。
Consomme Shots & 3 Sauces（コンソメのショットと3種類のソース）
ダックでとったコンソメは、濃厚で、まろやかな甘みがあり、ラーメンのスープにしたらおいしそうな味。北京ダックのソースは、ホイシン・ソース、クランベリー、ピーナッツの３種類。北京ダックといえば、ホイシン・ソースや甜麺醤がおなじみですが、クランベリーとピーナッツで食べるのは初めて。クランベリーソースは、七面鳥を食べるような感じなのかもしれません。
Peking Duck（北京ダック）
待望の北京ダックは、２人で一匹。とても食べきれる量ではありません。日本では、皮だけ食べる所も多い北京ダックですが、こちらでは、皮、ダークミート、ホワイトミート、手羽、ドラムスティックと、いろんな部位が楽しめます。竹の蒸籠に入ってくる、暖かい餅皮。そして、トッピングのネギ、きゅうり、スプリングオニオンのローストがついてきます。皮ははりがあってパリパリで、お肉はジューシーで、さすが、ニューヨークのベスト北京ダックと言われるだけある味です。
Crab & scallop fried rice（カニとホタテのチャーハン）
ご飯物は、追加料金を払って、カニとホタテのチャーハンにしました。パラパラのチャーハンは、カニとホタテがたっぷり入っていて、贅沢な味でした。
北京ダックのプリフィックスを注文する場合のみ予約ができます。北京ダックは、予約した場合のみ保証。絶対北京ダックが食べたい場合は、予約をした方が良いと思います。北京ダックは勿論ですが、前菜も、チャーハンもとても美味しく、北京ダックが食べたくなったら、またDecoyに行こうと思います。最寄駅は、地下鉄１ラインのChristopher St駅で、徒歩5分程度です。
by ya
Decoy（デコイ）
529 1/2 Hudson Street,
New York, NY 10014
http://www.decoynyc.com/
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