スポンサーリンク
現地オプショナルツアーのJTB ルックアメリカツアー

NYステーキとピアノ・ジャズが楽しめる「ニッカーボッカー・バー&グリル」Knickerbocker Bar and Grill

ニューヨーク

 ブロードウェイ通りはユニオン・スクエアの西側を通り14丁目を南に超えるとユニバーシティー・プレースと通りの名前の変わります。 この通りは、ワシントンスクエアーの東を過ぎるとニューヨーク・ユニバーシティーに突き当たってしまうせいか、交通量も少なく、閑静な住宅地になっていて落ち着いた街並みになっています。

70年代からずっと趣味のいいピアノ・ジャズと美味しいステーキで地元の人に親しまれ来た「ニッカーボッカー・バー&グリル」。 昔はトミーフラナガンやジョアン・ブラッキン、ハンク・ジョーンズなんかが良く出演していて、バーで一杯やりながら本当に良いジャズを気軽に楽しめる場所で、今もその伝統が受け継がれているのはうれしい限りです。 出演者はだいたいピアノとベース、ピアノとギターなどのデュオです。

昔、ユニバーシティー・プレース通りの70番地には「Bradley’s Jazz Club」というピアノ・ジャズを楽しめるバーがありました。 1969年から1996年まで営業していてヴィレッジ・バンガードやスィート・ベイジルなどのステージを終えた超一流のミュージシャンが遅いステージで飛び入り演奏をしていました。 今は普通のバーになってしまってますが、バー・カウンターの一番奥の椅子がピアノから一番近く、かぶり付きで聴ける所で、毎晩熱心に聞き入っている学生が良くいたもので、ニッカーボッカーと良くハシゴをしたというミュージシャンも多いはずです。

ニッカーボッカーにも、気軽に立ち寄れるバーがあります。 ジャズを聴くエリアとは別になってますが、実はここのテーブルはピアノのすぐ横にあるので、音だけを楽しむにはベストの位置なのです。

ピアノの上がドリンクのボトルが置いてあってバーのようになってしまってますが、これはちょっといただけない! 演奏する人も邪魔でしょうね。 もっともノリノリになってしまえば、Don’t Care!ということなのでしょうが・・。

ジャズのライブ演奏は夏の間はミュージシャンもバケーション。 秋からまた生演奏がスタートします。 ちなみに10月22日には、あのベースの神様ロン・カーターがゲスト出演との事! そして12月2日、3日はジョアン・ブラッキンとセシル・マクビーのデュオ!これも見逃せません。

趣味のいいピアノ・ジャズだけでもニッカーボッカーに来る価値は大有りなんですが、美味しいステーキも、しかもリーゾナブルな値段で楽しめる! これはジャズ・ファンじゃなくても大満足は間違いなしです。 ブルーノートは演奏が始まってしまうとなかなか話ができなくなってしまいますが、こちらはその心配はありません。 気の合う友人、またはお客様の接待にも使えますので是非足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

33 University Place, New York NY

Knickerbocker Bar & Brill
33 University Place,
New York NY
(212)228-8490
http://www.knickerbockerbarandgrill.com/home.html

 

【関連記事】
「ストリップハウス」で絶品のニューヨーク・ストリップ・ステーキを食す
人気投票で常にトップクラス『ストリップ・ハウス』の44丁目ミッドタウン店
一度食べたら病み付きになる「ピーター・ルーガー」ステーキハウスの極めつけ
NYで最高のフィレ・ミニオンが味わえる「キーンズ・ステーキハウス」
やっぱりSPARKSが一番かな?地元ニューヨーカー一押し
ニューヨークステーキハウスの老舗ギャラガーズ、昔の風格そのままに新装開店
あのピーター・ルーガーの味が楽しめる「ウルフギャング・ステーキハウス」
地下の隠れ家的な雰囲気のステーキ・ハウス『クォリティー・ミート』
“昼にマティーニを軽く3杯”なんて旧き良き時代の面影を感じるステーキハウス
マーク・ジョセフ・ステーキハウスのグルメ・ハンバーガーを食す

関 克久