メイン州ポートランドは知られざるグルメな港町！旨いSUSHIと名物ポテトドーナツ～MIYAKE／THE HOLY DONUTS～ - スタッフブログ｜JTB ルックアメリカンツアー

ボストンから北へ車で約3時間ほど走り、ニューハンプシャー州を越えてメイン州に入るとポートランドに着きます。ポートランドは大型クルーズ船なども停泊し、ニューイングランドではボストンに次ぐ大きな港町。新鮮なシーフードが食べられるレストランや、クラフトビールなどが有名で知られざるグルメな街です。グルメ雑誌　「ボナペティ」誌で「アメリカで最もグルメな小都市」と称されたほど。

茶色のレンガの建物が続くニューイングランドの風情漂う街並み。

あいにくの雨模様でしたが、歴史地区オールドポートは石畳で街歩きも楽しい。

ポートランドにはセンスのよいかわいいクラフトショップもたくさんあります。

では、グルメの街ポートランドに来たらはずせない人気の2店をご紹介。

まずは地元のメインっ子だけではなく、ボストンなどからわざわざ足を伸ばして来る人もいるという人気の寿司レストラン、日本人シェフ三宅さんがオーナーの「MIYAKE」。
三宅さんは2015年には料理界のアカデミー賞「ジェームズ・ビアード賞」の “Best Chef in the Northeast” にも選ばれました。地元の雑誌や特集にもよく取り上げられています。
アメリカの地方都市にありがちな、なんちゃって寿司屋ではなく、日本人経営による日本人シェフのレストランでニューイングランドの海の幸を楽しめるとあって、予約をしてはるばる行ってきました。こちらがレストランMIYAKE。お寿司屋さんという店構えではなく、モダンでおしゃれな外観。

店内も木のぬくもりが感じられる温かみのあるインテリア。モダンテイストで統一されています。

前菜に「YAKIBUTA」をオーダー。まるで絵画のようです。表面は香ばしく、こってりとした味で仕上げた焼き豚で美味しかったです。

本日のシェフの「おまかせにぎり」
是非メイン産のウニが食べたいとリクエストしたらちゃんと入れてくれました。どれも全て身がしまっていておいしい～ほんのり甘いスペシャルソースが丁寧に塗られているカンパチもおいしかったです。

アラカルトでお好みのネタの「炙り」をスペシャルでオーダー
やはり炙りトロは絶品でした。

Spicy Tuna Roll
マグロとアボガドそして贅沢にもハマチが上にのっていて、カリッとしたアーモンドがアクセント。スパイシーマヨと梅干ソースがなんとも上品な味に仕上げています。この想像力にびっくり。

魚を熟知したサーバーの方たちもひとつひとつの料理の説明をしてくれて、サービスも素晴らしかったです。何しろメインの冷たい海でとれる身のしまった魚の「甘味」に驚きました。

ポートランドは札幌とほぼ同じ緯度なので納得です。日本人シェフの三宅さんがこのポートランドの地でしっかりと日本の味を根付け、地元だけでなく幅広い層のお客様を魅了しているがわかりました。

そしてお次は、行列ができるドーナツ屋さん。その名も「The Holy Donut」
このドーナツの大きな看板が目印

オーナーのLeigh Kellisさんはチェーン店のドーナツに飽き飽きし、新鮮な地元の材料を使って自分でドーナツを手作りしたいと始めました。メインはポテトの名産地。これをマッシュポテトにして生地に練りこんだら？と試してみたら、あらびっくり。外はカリカリ、中はしっとりとした極上のドーナツが出来上がったとか。

小さなキッチンから手作りで始めて、今やメインに3店舗を構える人気のドーナツ店になりましたが、手作りへのこだわりはしっかり守っているので量産はしていません。この「Maine Potato Donuts」を求めてたくさんの人がやってきます。ひっきりなしに人が入ってきます。売り切れ御免。なくなったら終わりです。

どれもおいしそうで迷う。。。。品揃え

定番のMapleとOld Fashioned, Dark Chocolate Sea salt, Holy Cannoli, Pomegranateを買いました

個人的＃1はMaple。メープルシロップの自然な甘みがほどよい。まさに外はカリッとしていて中がふわしっとりしていておいしい～！こんな食感のドーナツに出会ったことがありません。
ポテトが練りこんであるので小麦粉だけのドーナツよりずっしりと重く、そして乾燥しないのです。確かに時間が経ってもしっとりしてました。