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「世界遺産」~謎のナスカの地上絵~ 百聞は一見にしかず! 

ペルー・ボリビア

なぜこんな所? どうやって描いた? そしてなんのために?巨大な地上絵はいまだに諸説紛々、不思議と神秘に包まれています。(↓ Mano  猿の地上絵 全長55メートル 北斗七生を地上で表すものという説もある)

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1939年に発見されたナスかの地上絵は、1994年には世界遺産に登録されています。リマからイカを経由しナスカまで移動してナスカから遊覧飛行で見学する又はイカまたはピスコ空港からから遊覧飛行で見学という2つのパターンがあります。(↓ Trapecios 台形と呼ばれる地上絵 火山灰から生じた黒い小石の瓦礫を数百トン取り除いて作ってある)

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リマから約7時間でナスカの街に到着しますが、途中イカの町を過ぎてひた走ると乾燥した砂漠地帯が延々と続きます。南米を横断する「パンアメリカーナ・ハイウェイ」幹線道路沿いに地上絵は存在しています。

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パンアメリカーナ・ハイウェイーはアラスカのフェアバンクスからアルゼンチンのブエノスアイレスまで続く全長48,000キロのハイウェイー。1940年頃にナスカの地上絵の本格的な調査が始まる前に造られたため、ナスかの地上絵を貫通して走っています。(↓ Manos 手とArbol ツリーの地上絵、その横にはサソリの絵があるか道路で寸断されている)

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ナスカの地上絵の研究に一生を捧げたドイツ人女史、マリア・ライヒが地上絵が荒らされる事を防ぐために建てた『ミラドール』という監視塔は今は観光用に使われています。

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ナスカ市内からの遊覧飛行はセスナ機を利用します。飛行時間は約30分、ただでさえ揺れるので地上絵の周りをグルッと旋回する時はあまり写真撮影に夢中になると、酔ってしまうのでご注意!

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まず目に入るのは、Ballena(Whale) クジラ又はシャチ、全長65メートル。クジラの周りにも解明不明な地上絵らしきものが見えます。

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写真を撮っているとアッと言う間に過ぎてしまいますが、実際に目で観るとやはりテレビや写真とは違って、これだけの広範囲によくいろんなデザイン、しかもセンスの良いでデザインでこれだけの模様をを描いたものだ、、と感動ものです。(↓ Condor コンドルの地上絵 全長135メートル、ナスカの地上絵の中で最も巨大で優雅な絵と言われている)

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そして、Arana クモの地上絵(全長46メートル)シカゴのアドラー天文台のフィリス・ピットバーグ博士は、このクモは3000年前に西の地平線に沈むオリオン座の姿を示しているという説を唱えているそうでナスカの芸術家?、天文学者は歳差運動が星の位置に与える影響を間違いなく知っていたはず、と言っています。

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このクモはアマゾンの熱帯雨林にしかいない世界でも珍しい種類で右足の先にある生殖器まで描かれていて、そしてこの生殖器は顕微鏡でしか見ることができないものなのだそうです。そして、Loro オウムの地上絵

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これは、Colibri ハチドリ(全長96メートル)ハチドリの嘴の先にもなにやら幾何学状の文様がありますが、この交差する線は12月の夏至の日の出の方向を指しているそうです。

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ナスカの地上絵は2000年ほど前のものだったと考えられているそうですが、コンピューターシュミレーションで2000年前の春分の日の午後9時ごろにナスカ上空に見られた星座を調べてみると、北に北斗七星(サル)があり、西にオリオン座(クモ)があるのだそうです。

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さて、、ナスカの地上絵を観光するもう1のパターン、ピスコの産地で有名なイカから遊覧飛行で、こちらは1時間20分ほどの飛行時間。ナスカの地上絵に行くまでイカの上空の景色も楽しめます。飛行機も大型なので揺れはセスナよりも少なめなのがお薦めです。

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2000年前のプレ・インカ時代(日本でいうところの弥生時代)に広大な大平原の沿岸砂漠地帯に地上絵の幾何学模様が刻まれたのだそうですが、その数は動植物の総数が約70種類、その他に幾何学的な模様がなんと700以上も確認されているとの事。百聞は一見にしかず、是非ご自身の目でその謎の解明に挑戦してみてはいかがですか?して、、、あともう1つ、ナスカの地上絵を1泊2日楽しむコースのご紹介。

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最近、人気上昇中なのが、イカからの遊覧飛行を楽しんだ後にペルーの人の憧れのリゾート地、パラカスに宿泊して「ミニガラパゴス」と呼ばれるバジェスタ島を観光してリマに戻るコース。

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ペルーを代表するお酒「ピスコ」の産地としても有名な「イカ」とパラカスの高級リゾート、そしてミニ・ガラパゴスと言われるバジェスタ島の観光も楽しめる一石三丁のプラン! しかも世界遺産ナスカの地上絵も楽しめるとあって南米、欧米のリッチな観光客には大人気です!

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関 克久