やっぱりニューヨークにきたらニューヨークらしいことをしなくては！という事で、絶対欠かせないのは本場のミュージカル観賞ﾟ.*☆（´∀｀）ﾟ.☆:**幅広い年齢層に人気の話題作品「ウィキッド」を観に行ってきました！
ニューヨークのブロードウェーは日本公開前の新作や、名作ロングラン公演など数々のショーが上演されています。ぎりぎりではチケットが手に入りにくミュージカルのひとつ「ウィキッド」、すでに観にいった周囲の方々から好評コメントを聞いていただけに、期待大で劇場に向かいました。シアターはタイムズスクエア北、51丁目ブロードウェイと8番街の間の「ガーシュイン劇場」
ウィキッドの気になるところは何といっても、ストーリー「誰も知らない、もうひとつのオズの物語」なのですが・・・言わずと知れた人気小説「オズの魔法使い」に出てくる西の悪い魔女と北の良い魔女の裏のお話です。まさかこのような運命があって魔女たちは「オズの魔法使い」にでてくる良い魔女、悪い魔女になったなんて、、、そこには思いもしない切ないストーリーがあったのです。ウィキッドを観にいく前に、「オズの魔法使い」をさらっと思い出すと、ミュージカルをいっそう楽しめると思います。
Wicked NY
竜巻によって未知の世界、魔法の国オズにやってきたドロシー、エメラルドの都に向かう途中に出会うカカシ、ブリキ男、臆病なライオン。 ドロシーは自分のおうちに帰るため、オズの魔法使いに会いに行き、そして西の悪い魔女を退治しに行く・・・・そう、その西の悪い魔女がこの「ウィキッド」の主人公、緑色の肌と秘めた魔力をもつエルファバ。ところどころ「オズの魔法使いと」のお話につながる場面が登場し、「なるほど～、そうだったんだ」と思わず言いたくなってしまいました。注目は、主人公魔女たち・エルファバとグリンダの歌声、そしてエメラルドの都の平和でファンタジーなきらきら輝く緑の世界です。
魔女は3人登場します。南の国の魔女・グリンダ、西の国の魔女・エルファバ、東の国の魔女・ネッサローズです。グリンダとエルファバの間は友情が芽生えます。エルファバとネッサローズは実の姉妹ですが、ネッサローズは姉を恨んでいます。グリンダはエルファバのことを好きになったり恨みに思ったり複雑な女心にゆれています。オズの陰謀により、エルファバは悪い魔女、グリンダはよい魔女とレッテルを貼られます。そして最後には点と点がつながって意外な結末が待っています。
Wicked
愉快で平和なエメラルドの都の魅力に吸い込まれて舞台の世界と一緒にとても楽しい気持ちになってしまいました。また、舞台装置もユニークで、舞台幕はオズの国の地図、そして舞台の上部中央には大きなドラゴンが翼を広げて構えており、とてもインパクト大のデザインはさすが大手ユニバーサル映画が手掛けただけありますね。ステージに近い席は舞台装置やキャストの表情、衣装等の細かいところまでもが本当に伝わってくるので素晴らしいと実感しました
Wicked
観劇して、大人気の秘密が何だかわかった気がしました。ブロードーウェーショーが繰り広げる、魔法オズの国・エメラルドの都というファンタジーな異空間や、コメディのように面白いシーン。そして本当は仲良しだった魔女たちの昔々の学生時代のお話。また、主人公エルファバの持つ、“周りの人とは違う”というコンプレックスは、私たちの現実と重ね合わせて何かしら共感できてしまうのかもしれない、、いろいろな意味で感激・感動が味わえるとても素敵なミュージカルでした！！！
＜2023年5月18日更新＞
ウィキッドのチケットはお早めにお取りすることをお勧めします！！
チケットお手配もJTBルックアメリカンでどうぞ！
Gershwin Theater
222 West 51 St, New York NY 10019
www.gershwintheaternewyori.com
