ルックツアーの人気コース、アメリカ大自然「グランドサークル5日間」 見所の3日目をご紹介いたします。
・アメリカ大自然「グランドサークル5日間」 見所 【1日目】
・アメリカ大自然「グランドサークル5日間」 見所 【2日目】
デリケートアーチ
再びアーチズ国立公園に戻るのは、ただ一つだけの目的の為。今日の朝の全行程をデリケートアーチへのトレイルに当てている。片道二キロ以上の上り坂を汗と一緒に歩くこのコースはこのツアーのハイライト。登りきるとそこにこのアーチが私達を迎えてくれる。腰を下ろしてアーチを見つめると自然の芸術の偉大さに感服するだけ。ユタ州の車のナンバープレイトにもロゴとして使われているこのアーチを見落とすことは出来ない。このグランドサークルの旅の目的の一つがここにある。
モニュメントバレー ナバホ ホーガン
ナバホ族の人達が昔家として使っていた移動式のテント、ティーピーからやがて半永住式の家に住むようになったのがホーガン。ナバホの言葉で“家”という意味。九本の柱で支えられた丸い屋根をナバホ砂岩をかぶせて水で固めると彼等の生活の場が出来る。内部は大昔、崖の穴の中で生活した発想がそのまま生きる空洞が全体を占める。この中で女性は刈り取った羊の毛を編みこんで織物を作り生活の糧にしている。乾ききった砂漠の中で暮らすナバホ族の人達の自然と平行しながら生きていく様子は現代の便宜さに慣れきった私達に多くのことを教えてくれる。
ホーガン外観
電気、ガス、水道、トイレ等 私達が当然のように考えている家の機能は無い。
ミトンビュートとメリックビュート
あまりにも有名なこの風景、モニュメントバレーの顔とも呼ばれるこの三っのビュートは世界中に知られている。それまでは誰も知らなかったこのモニュメントバレーは1938年、ジョンフォード監督の映画“駅馬車”でその稀な景観とジョンウェインを世界中に紹介することになる。以後数え切れない映画がここで撮影されている。駅馬車の映画の中でインディアンも政府軍も往ったり来たりしたビュート間の道はかなり前に消えてしまった程ここは浸食の激しいところ。もうもうとたちこめる砂埃の中を私達も砂地に足を埋めながら観光することになる。
ジョンウェイン(1907-1979)
モニュメントバレーとは切っても切れない縁にある往年のスター。“捜索者”や“黄色いリボン”など数本の映画をここで撮り、その度に寝泊りしたキャビンが今でも保存されており、映画制作の歴史を私達に語ってくれる。
夕陽のモニュメントバレー
赤いナバホサンドストーンが夕陽を受けて更にその色を濃くして一日に終わりを告げる。膨大な砂漠の中に取り残されたメサとビュートの群。大自然の神秘と地形が人間の手では造ることの出来ない芸術を一秒毎に色を変え形を変えて創造の手を止めない。
※観光ルート、ホテル、内容は変更となる場合があります。
アメリカ大自然「グランドサークル5日間」 見所 【4日目】
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