2018年冬のレストランウィーク、今回はマディソンスクエアパークにそびえる象徴的な メットライフ・タワー・ビルディングにある「The Clock Tower」へ行ってきました。
The Clock Towerは、レストラン経営者として有名なステファン・スター(Stephen Starr)が手がけるレストラン。ニューヨークエディションホテル(The New York EDITION)のメインダイニングで、シェフはイギリスのミシュラン・スターを務めたジェイソン・アサートン(Jason Atherton)。スタイリッシュなブリティッシュ・アメリカン レストランです。
一階のホテルロビーから入って、奥の螺旋階段を登って2階へ。(エレベーターでもあがれます）
インテリアは重厚でクラシックな雰囲気。
壁には英国に関わる有名・著名人たち？などの古い写真が美しいフレームに入れられ、めいっぱいに飾られています。
ダイニングルームはソファーの色が赤、青、緑の3色で部屋ごとにコーディネイトされていて、私たちは赤い部屋へ案内されました。
手前から奥へ、赤、青、緑の部屋。
青の部屋。
ドリンクと一緒にサーブされたブレッド。付け合せのバタークリームがとっても美味です。
プリフィックスのメニューはそれぞれ3品ずつありました。
前菜からは、サラダとフォアグラのパテを。
サラダはモリモリに盛られ、ボリュームたっぷり。エンダイヴ、ケール、サンチョーク、サルシフィなどが入った、とってもヘルシーなサラダでした。
こちらはフォアグラのパテ。まるでミニチュアガーデンのようなかわいらしいものがでてきました。
切ってみるとこんなかんじです。こんがりと焼かれたトーストと一緒にいただきます。濃厚なので、2人でシェアしてちょうどいい量でした。
メインは、白身魚(タラ)と豚肉をオーダー。
タラは皮がパリッ、身はふんわり。付け合せのリークも美味しい。
こちらはポークテンダーロイン。お肉はやわらか、バターナッツスクワッシュが月型でかわいらしい。ブラッドオレンジのほんのり甘いソースがお肉によく合います。
デザートは、パンナコッタとスイートポテトプディング。
パンナコッタは変わった形。上にかかっている黒いつぶつぶはバニラビーン。オレンジと一緒に飾ってある白いものは、食パン！？面白い一品です。味は完璧でしたよ。
こちらはスイートポテトプディング。これもプディングには見えませんね。ちょっと甘めだったけど、美味しかったです。サイドはダークチョコレートのソルベ。
あっと驚く盛り付けもあって、見た目も味も楽しめる料理でした。イギリス料理というとフィッシュアンドチップスしか思いつきませんでしたが、そんな時代はもう古いのでしょうね。Jason Athertonのモダンでスタイリッシュなブリティッシュ・アメリカン料理を是非堪能してみてください。
インテリアもとっても素敵なのでこちらも楽しみのひとつです。バーの横にはビリヤードができるスペースもあり、遊び心のある大人の雰囲気なレストランでした。
by ゆ
The Clock Tower
5 Madison Ave.
Manhattan, NY 10010
(212)413-4300
http://theclocktowernyc.com/
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