世界遺産マチュピチュへの玄関口であるアグアスカリエンテス、マチュピチュ村。熱い水という名前の通り、温泉が湧き出ることでも知られています。( ↓クスコ、オリャンタイタンポからのペルーレイルの終点 マチュピチュ駅)
マチュピチュが1983年に世界遺産に指定され、その後クスコからのペルー南東鉄道が開通した事から、マチュピチュ村は急速に発展して今日に至ったいるそうです。また、マチュピチュに向かう途中登山列車の車窓から見えるウルバンバ川の水力発電所の建設も発展に貢献しているとの事。
マチュピチュには空港は無いので、リマから飛行機でクスコ、そしてクスコからペルーレイルでマチュピチュ村まで、そしてシャトルバスでマチュピチュまで行くのが一般的です。
クスコは標高が3400メートルと海抜が高く慣れるまでは身体がきついと事もあって最近はクスコを観光して直ぐにバスでウルバンバやオリャンタイタンポまで行き、1泊してオリャンタイタンポからマチュピチュまでペルーレイルで行くというコースが人気です。
ウルバンバ、オリャンタイタンポは一切の近代文明の匂いを感じさせない、まるでインカ時代にタイムスリップしてしまったような町ですが、このマチュピチュ村はそれとは一変して、洒落たレストランが立ち並びます。
町の真ん中にペルー鉄道の線路があって、ヒッキリ無しにディーゼル列車が通りますがこれまた、鄙びた田舎町風の郷愁をそそる風物詩でもあります。
ペルーでは良く犬を見かけますが、これは今は珍しい「ペルー犬」ペルーヴィアン・ヘアレス・ドッグと呼ばれるように毛がありません。昔は貴族のペットとしてそしてインカの人々のベッドでの保温用として抱いて寝たのだそうです。
マチュピチュ村の活気が出てくるのはマチュピチュから観光客が町に戻って来る時間です。夕方になるとあちこちでパファーマー達が踊ったりケーニャを演奏する風景が見られます。
マチュピチュ村は「誘惑の小道」と呼ばれるお土産店が軒を並べる通りもあります。色とりどりの手の込んだ民芸品、しかもほとんどがMaid In Peru! セビーチェとピスコ・サワーでマチュピチュ登山の疲れを癒し、ペルーの人々の手作りのお土産をいろいろと物色するのも、マチュピチュの楽しみ方です!
【関連ツアー】
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・マチュピチュ村滞在&ワイナピチュに登る!ペルー7日間(英語)
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・マチュピチュインカ帝国 ペルー秘境の旅8日間 (日本語ガイド/デラックスホテル)
・マチュピチュナスカの地上絵とマチュピチュ 8日間(英語ガイド/スぺリアホテル)
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・世界遺産マチュピチュへの玄関口「アグアスカリエンテス」(マチュピチュ村)
・マチュピチュ行きの鉄道/Peru Rail
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