ニューヨークで一番注目のナイトスポット『ミート・パッキング地区』”Meat Packing District” - スタッフブログ｜JTB ルックアメリカンツアー

マンハッタンで若者の間でホットな場所と言うと昔はイーストビレッジ、ソーホー、グリニッジビレッジでしたが、２０年前にマーズと言うクラブが出来てからミート・パッキングが注目されるようになりました。

その昔、精肉工場が多く建ち並んでいた為、ミート・パッキング　ディストリクト（地区）と名前のついたこの地区は、タクシーで行ってタクシーで帰らないと、かなり物騒な感じがあり、夜になるとものすごい格好をしたストリートガールが立っていたところでもあります。

ここ10年ほどの開発も進み、今ではすっかり高級感漂うおしゃれなエリアとして定着しています。おしゃれなバーやクラブが続々出てきて、12～14丁目、の9～１０番街のエリアは
とてもおしゃれでスノッブで高級な雰囲気です。一番注目のエリアといってもよいでしょう。

バーやクラブばかりではありません。昼間はショッピングエリアとしても純分堪能できます。14th Street、9th Aveと10th Aveの間がショッピングエリアの中心となります。高級感一杯のお店ばかりです。下は１４丁目と９Aveの角にあるアップルストアです。お店はしまっているので、誰もいませんが、ガラス張りでおしゃれな感じです。

１４丁目を１０AVEのほうに少し行くとこんなディスプレーも。

さて、今晩はミート・パッキングのクラブに行くぞ! と自分の歳も省みず、気合をいれてみました。（笑）　思いっきり濃いお化粧をにして、短めのスカートをはけば、何とかごまかせるかな、と張り切って人気クラブTenjuneへ。下写真はTenjuneの前。横を向いている人がプロモーターで入場させる人を選んでます。

入れてもらえるのを待っている人達でこの人だかりです。こんな不景気なご時世だから、全員入れちゃえば良いのにって思うのは私だけでしょうか。経営する人の立場だと、”なかなか入れてもらえないクラブ”　という評判を作りたいから人を選んでいるのか、ちょっとよく分かりませんが、それでも２０年前のマーズはこんなものじゃありませんでした。何百という人が、ロープの外側で待ってましたが、派手な人は入れてくれるけど、目立たない人は何時間待っても入れてもらえませんでした。

さすがにあの当時のマーズに比べると、Tenjuneは１０分の１ほどの感じでしょうか。広さがマーズと比べるとたぶん２０分の１ぐらいの大きさなので仕方がないかもしれません。クラブ通の人に言わせると、男性がいるとなかなか入れてもらえないとの事です。男性がいてもそんなに待たずに入れてもらえる人達は、ボトルを入れていて、そのボトルが２～５百ドルするらしいです。あきらめて帰る人達もかなりいました。

あきらめて帰る人達の中に、豪華なリムジンで帰るかわいい人たちも。バチェラーパーティー（結婚前の独身さよならパーティー）でしょうか・・・こんなリムジンに乗るぐらいなら、ボトルをキープして、入れてもらっても良いのに。

ここはKissandFly。
Tenjuneで３０分待ちましたが、一向に入れてくれる気配がないので、こっちの方もちょっと様子見に来たら、いとも簡単に入れました。中は見てのとおり、芋の子を洗うと言う感じで込んでました。。。。そうですねぇ、足の置き場がない超ラッシュアワーより少しマシな、多少の身動きできる山の手線という感じでしょうか。。セクシーな衣装を着たダンサーのお姉さんもなかなかの踊りを披露してくれていました。ちょっと刺激のある格好なので写真は掲載いたしません。あしからず・・・苦笑　いきなりこんなおじさんがフルートうを吹きはじめて、みんなの注目を浴びていました。