5月29日オープン！ニューヨークの「ワンワールド展望台 (One World Observatory)」へ行ってきました！ - スタッフブログ｜JTB ルックアメリカンツアー

ニューヨークの「ワールドトレードセンター(WTC)」と聞くと、 2001年の歴史的事件を思い出す方も多いでしょう。現在では跡地は整備され、ミュージアムやモニュメントがあり多くの観光客が訪れる名所になっています。 2014年に竣工した新しいWTCタワーの外壁面は鏡のようになっていて、ニューヨークの空模様を映す様が非常に美しい！そんなWTCタワー 100～102階にある「ワンワールド展望台」に一足お先にお邪魔しました！！

最寄り駅は地下鉄ACラインの「チェンバーストリート駅」、Eラインの「ワールドトレードセンター駅」、もしくはPATHトレインの「ワールドトレードセンター駅」です。多くの地下鉄ラインが交差する「フルトン駅」からもアクセス可能です。

Eラインの「ワールドトレードセンター駅」から歩き始めると・・・まず、目に入ってきたのは高すぎて写真には納まりきらない背の高いビル。これが新WTCタワーです。

当初「フリーダムタワー」という名称がつけられましたが、後ほど「ワンワールドトレードセンター」に名称変更されました。なんと、このタワー、1,776 feetで全世界で3番目の高さとのこと！！そりゃあ、写真に納まらないわけだ。

そんなことを考えながら駅から歩くこと約5分、展望台入口に到着。

開店扉の先にはチケット売場。入場料は大人1名あたり$32。エンパイアステイトビルと同額ですね。チケット売場向かって右側のエスカレーターを降りて、先に進みます。

順序どおりに進むと、102階の展望台へ続くエレベーターがあります。このエレベーターの仕掛けが、まあなんと面白い！！エレベーターの内壁は3面ともに液晶画面がはめ込まれていて・・・おっと！ついついネタ明かしをしそうになりました。どういう仕掛けがあるのか、ご自身で是非体感してみてください！この演出で、まず心を掴まれること間違いなし！！「わー！すごー！」と騒いでいる間に、102階へ到着。

エレベーターを降りると、とある「壁」の前に案内され、演出その2が始まります。またこれも素晴らしい！エレベーター内とこの「壁」の前での演出はちゃんとストーリー仕立てになっています。

・新大陸発見から現在までのニューヨークの歴史
・この特殊な土地で培われた文化が現在もなお多くの観光客を魅了してやまないという事実
・2001年の事件が起こり、その後多くの方々の支援と尽力によりこの新タワーと展望台が完成したという事実

移動中の粋な演出を通して、建設に携わった方々のワンワールド展望台に込める熱い想いを感じました。そして、そんな背景を学んでから展望台に到着した私は、WTC再建のおかげでこの素晴らしいニューヨークの景色を見ることができているという現実に感謝するとともに、多くの方にこの景色を是非見てほしいという気持ちになりました。

紆余曲折を経て、ワンワールドトレードセンターは新しい時代を迎えました。是非ニューヨークにお越しの際は、ワンワールド展望台からニューヨークの景色を眺めてみては？きっと一味違ったニューヨークに出会えるはずです。

by エリック

＜基本情報＞
【名称】The One World Observatory
【住所】One World Trade Center (285 Fulton Street, New York NY 10007)
【営業時間】
　2015年5月29日から9月7日
　毎日、9:00AM-12:00AM　(入場券の販売は11:15PMまで)
　2015年9月8日から2016年5月5日
　毎日、9:00AM-8:00PM　(入場券の販売は7:15PMまで)
　※祝祭日の営業については、ウェブサイトにてご確認ください。
【入場料】
　大人(13～64歳)：$32/シニア(65歳以上)：$30 /子供(6～12歳)：$26
　※子供は大人、シニア同伴の場合のみ購入可
　※子供(5歳以下)は無料

【参考】
https://oneworldobservatory.com/information/