早起きは６０ドルのお得なニューヨーク、セントラルパークの朝～ Sound Healing in New York ～ - スタッフブログ｜JTB ルックアメリカンツアー

今日は友達と朝早くセントラルパークで待ち合わせ。そういえば日本では早起きは３文の得といってたけれど、ニューヨークはいくらの得をするか。今日はニューヨークの早起きはいくらの得かを体験に行きます。なんて考えながら家をでてブロードウェイまででると、こんなに早くからストリートベンダーがもうお店出している。これはカップケーキのお店です。

カップケーキはそもそもSex and the cityで出ていたMagnoliaで有名になったスイーツですが、私の個人的意見では、、まるで砂糖爆弾。　甘けりゃ七難隠すのがアメリカのスイーツ。でもさすが週末にこの早い時間ではSOHOといえど、ガラガラです。

ラファイエットの駅も週末の朝早くだとこんなにガラガラ。本当に得した気分。７AVEの５６丁目で地下鉄を下車して、友達と待ち合わせ場所のセントラルパークに向かう途中に見かけたこんなかっこいいお姉さん。朝早くから、がんばってます。アメリカはこの手の自転車しかありません。　日本にあって、アメリカにないもので、そして絶対にあったら儲かるのにと思ってしまうのが、パチンコ屋とママ・チャリです。

さてセントラルパークに着きました。公園の入り口はいつもながら馬車がお客さんを待っています。

友達待つこと３０分。来ないジャン。電話したら今起きたから２時間遅れるとの事…　ウッソー。３文の得なんてトンでもない！　これじゃあ時間の損。もう怒りまくり。　でもしょうがないのでその辺ぶらぶらするしかないし…　と言うわけで、ぶらぶらしていると日本人らしき人が３人ヨガマットで寝ています。そしてなんとも心休まる音が聞こえてきました。

寝てた人が起きてきたので、ちょっと近づいて聞いてみました。「これなんですか？」と聞くと、主催者のKeikoさんが答えてくれました。「サウンドヒーリングです。」　寝てた３人が起き上がって「とっても気持ちよかった。」と絶賛。

ヒーリング。　うーーん、このいらいらした今の私に必要じゃあないですか。「すみません、いくらですか？それと突然参加できますか？」と聞いたところ、ちょうど今８時のセッションが終わったところなので、９時のセッションなら参加しても大丈夫ですよといわれて、値段も２０ドルとの事で、ちょっとやってみようかしらと横になりました。　寝るだけでもきもちいい～。９時のセッションには１０人ぐらいの人が参加しました。

さあ、どんな音がきこえてくるやら。ええ～　ハートに響くよ、これ。　気持ちがいいです。もうすっかりリラックス。友達への怒りも消えています。地球と一体になった気分　何これ、期待以上にすごいじゃない。何の楽器をつかっているのですかと聴いたところ、チベットのティンクシャとか、まあじつにさまざまでした。その中でも、この下の楽器の音は魂に響く音でした。ユーチューブで音声も伝えたかったです。鳴らしてから鳴り止むまでのかなりながーい時間、音の振動がみみから体全体に伝わります。

下の弦楽器はベッドの下に仕掛けておいて、鳴らすと振動が体全体に響くような仕掛けにも使われているそうです。でもそのベッドの値段は、ちょっと聞きたくないですね。想像するに１万ドルは行きそうな気がします。この楽器を背中において、弦を鳴らすと、もうマッサージ効果で最高に気持ちよかった。

意外にも気持ちよかったのが、なんと水の音です。下がKeikoさんのいろんな音が出る楽器です。

下の写真の筒の中に豆の様なものが入っていて、上下に振ると、まるで、小雨が降っているような音が出ます。これが鳴るとシトシトピッチャン(古い！)と心の中で歌まで出てきました。　Keikoさんは二刀流でこの音を出してました。

この様な音を聞いていて、初めて気がつくのですが、普段の生活に私たちは、いったいどのぐらいの雑音を聞いているのでしょうか。特に車のエンジン音、クラクション、地下鉄の中とよくもまあこんなにノイズを聞いてますよね、私たち。ノイズでストレスも、それはたまってますよね。そういえば、私は昔ノイズ・ミュージックというものに興味を持った事があって、その時の知識ですが、ノイズはホワイト・ノイズとブラック・ノイズとあって、ホワイト・ノイズを音楽のバックグラウンドのように流すと、人は攻撃的になります。ブラック・ノイズだと、人間の耳にはもう聞こえない周波数ですが、洗脳とおなじ効果があって、人をいとも簡単に暴徒化することができたり、心身にダメージを与える事も出来るそうです。そんなアメリカの兵器もありますよね。ヒットラーも音楽を使っって人々を煽動していた話は有名ですよね。それとはまったく逆で、クラシックミュージックのような音楽で、植物がすくすくと育ったり、クラシック音楽好きの夫婦は喧嘩をしないとか、音が人間に与える効果ってすごいですね。そしてこれがヒーリングに使われたら、どんなに体に素晴らしい効果を与えるのでしょうか。しかも音楽じゃなくて単なる音のほうがヒーリング効果はすごそうです。確かにこの音、心が洗われます。しかも舗装された道路じゃなくて、土と草の上に横になって聞くと、　な、な、なあんて気持ちがいい。そういえば、土の上に裸足で３０分たつと、マイナス・イオン効果でこれもヒーリング効果があるそうです。友達が２時間遅れたおかげで得してしまった気分、　とっても気分がほぐれました。どの音も心が静まる。このリラクゼーション効果はスゴイです。そもそもこのサウンド・ヒーリングって何ですかと聞いたところ、「Tama-doです。」との事です。

「え、玉丼なら知ってるけど。タマドーって何ですか？」と馬鹿な質問にKeikoさんは親切に答えてくれました。そもそもタマドーは、鍼を使わずに、音叉を鳴らして、肌に当てれば、その振動が鍼とまったく同じ効果があるそうです。（こちらの方はチューニングフォークと言うそうです）。確かに鍼は痛いかなと不安ですが、この音叉ならば、前々ＯＫ。それに鍼はあくまで単なる刺激ですが、音叉は音・振動なので、ヒーリング効果としては、体のエネルギーを調和させるという、鍼とは微妙な違いがあるみたいです。

しかもKeikoさん、私の上半身に手をかざしただけで、「肩がこっているのと、こんなに疲れ目な人は珍しいぐらい。」と言われました。会社ではズーッとコンピューターとにらめっこしているのがなぜに分かってしまうの？さすがに音を追求しているので、私の体のかすかな悲鳴が彼女にはわかってしまうのですねえ。そんなわけで、チューニング・フォークもチョコッとやってもらっちゃいました。

おおおーー振動がくるくる。　気持ちいいーー。肩がほぐれるーー。Keikoさんはニューヨークでは、日本のテレビ局でサウンド・エンジニアリングの仕事をやっているそうです。音が人に与える効果を追求しているうちに音叉のヒーリングをやるようになったとか。私の寝坊の友達はこのサウンドヒーリングのおかげで、私にお昼をご馳走しなくてもすむ事になって、彼女は週末の寝坊は２０ドルのお得。私はこのヒーリングで本当は８０ドルのセッションを２０ドルで受けれて、音叉も少しやってもらって、６０ドルのお得。いや、病気の予防になったので、２万と６０ドルのお得。（２万ドルがどこから来たかは不明です。）ニューヨークの早起きは計２０,０６０ドルのお得

タマドーに興味のある方はこちらもどうぞ。
http://www.vi-bliss.com/
http://tama-do.com/