シリアの首都ダマスカスから北へバスで約5時間、トルコとの国境近くにある世界遺産に登録されている町、アレッポ。
シリアではダマスカスに次ぐ第2の都市で、アラブ色が強く、頭にカフィーヤ(模様入りの布)を巻いた男性がいっぱい目につきます。
近くにユーフラテス川があることから紀元前1900年頃にはすでに町として栄えていたということです。歴史のある町ですなぁ~( ̄∠  ̄ )ノ
この古代都市アレッポの見所は、町の中心にある丘の上に建てられたアレッポ城、考古学博物館、キリスト教地区、イスラム教の教会にあたるグレートモスクなどがあり、中でも規模の大きさでは中東トップクラスのスーク(Souk)という市場がおもしろい。
こちらがそのスーク。市場なんですが、石の屋根があって、細い路地がたくさん走っていて、まるで迷路に迷い込んだ感じでおもしろい。
ここでは生活に必要な物はなんでも手に入る。
アレッポ特産品としてはこのオリーブオイルから作られた石鹸が有名です。お肌スベスベ間違いないらしくいろいろな所にお店があって売っていました。
そしてこちらはスークのお肉屋さん。鳥肉屋らしく解体した鳥を切り売りで部分的に販売!!キャーー!川・ム・川ノ
スークの中にもちゃんとモスクはあるんです。ちょっと時間が空くとみんな礼拝に来ます。
そして必ずと言っていいほど、モスクの中には体を清めるための水洗い場があり、みなさん礼拝の前に手や足を執拗に洗ってるんですよ。しかも15分くらいずーーーっと!そんなイスラム教の人々はとても怖いイメージがありますが、全然そんな事はありません。イスラム教の常識を知らなくて入り口でウロウロしていると、中から人が出てきて暖かく中に招き入れてくれました。緊張のモスク入場です。
そんなたくさんの人々と喧騒でごった返すスークを抜けると目の前にはアレッポ城が現れます。
そしてストリートにはこんなカワイらしいポリスまで。
ここアレッポも日が暮れると急に寒くなり気温がグッと下がります。そんな時はチャイを飲んで温まりましょう。
中東諸国では夜になると緑のライトが目につくようになります。これはイスラムの象徴であるグリーンで、ほとんどのモスクは夜になると緑のライトが点灯します。だから場所も分かりやすい。
アラブ色の強い古都アレッポですが、人々はとても暖かくフレンドリーなので、個人旅行で行かれても気をつけていれば安心して楽しめます。
ちなみにこのホテルSOMARの管理人は夜になると狭いホテルロビーに布団を敷いてグーグー寝ています。ま、その方が安全といえば安全な気はしますけど・・・[by Su-Z]