アレッポを朝6時発のバスに乗り、延々と続く砂漠地帯を東に走ること約5時間、ユーフラテス川の川沿いにある街『デリゾール(Dayr Az Zawr)』に到着する。この街に来た目的は、世界4大文明のメソポタミア文明で有名なユーフラテス川の水で顔を洗うということだけだった。( ̄∠  ̄ )ノ
アレッポからのバスは街の南側のはずれに着くので、歩いて中心を目指すことにした。この辺はいろんな意味でまだ開発がされていないので、家などもまだ建設途中のものが多く道路の舗装もされていないところも多い。
街の中心まで行く途中チキンの丸焼き屋さんの前を通った。アレッポも気さくな人が多かったが、ここデリゾールの人々はアレッポに輪をかけて人柄が良い。みんなウェルカムムードで話しかけてきてくれ、一緒に写真を撮ってくれと頼まれたり、ご飯をご馳走してくれたり、ムスリムの人の印象ががらっと変わった瞬間でした。
街の中心に近づくにつれ人も多くなってくるのですが、この街は本当に頭にカフィーヤを巻いた男性が多い。基本的に赤いものが多いですが、中には黒や白など違う色のカフィーヤを巻いている人も目につきます。
街の中央通りを北に向かい、ガヤガヤと賑わっている商店街を通り抜けると、ユーフラテス川にかかるデリゾール橋が見えてくるはず! [by Su-Z]