絶景スポットとして日本でも注目されている「レンソイス・マラニャンセス国立公園」を紹介します。
ブラジル・北東部にあるレンソイスは、ポルトガル語で「シーツ」を意味し、真っ白なシーツのような姿からその名がつけられました。観光地として名を馳せたのは、わずか数年前の話で、2014年にNHKの特集で取り上げられたことをきっかけに、ブラジル国内に住む日本人を中心に、日本人観光客が増加してきています。雨季が過ぎた6～7月は水位が最も高く、観光にはベストシーズンといわれます。今回は運良くその時期に行ってきました。
ブラジル首都・サンパウロより飛行機で、ブラジル北東部に位置するマラニョン州の州都であるサン・ルイスの空港へ向かいます。レンソイスの最寄り空港はサン・ルイス空港です。
到着したその日は、まずサン・ルイス市内観光に向かいました。
ブラジル国内で唯一フランス人によって植民が行われた街で、その名前もフランス国王ルイ１３世と聖人ルイ９世にちなんで名づけられています。
ヨーロッパ風の建築物が数多くあり、宮殿や博物館などのある歴史地区は世界遺産として登録されており、見どころがたくさんあります。レンソイスに行く前に是非1泊して街並みを楽しんでみてください！
翌朝、レンソイスをめざして朝8時に出発し、約4時間の長い車移動があります。移動中、インターネット接続もままならず、多くの方々はデジタルから離れて読書や音楽鑑賞、または寝るの何れかで移動時間を過ごされていました。
約半分まで来たところの、「モホス」で休憩。レンソイスへ向かわれる大半の方はこちらで休憩の時間をとります。
多くの方はここでマラニョン州限定の「ジェズス・グアラナ」という炭酸飲料を購入されていました。ピンク色が特徴で、ほのかに香辛料の香りがするこの飲み物は必ず旅行中にお試しください！
写真：Wikipediaより
いよいよレンソイスに到着、、、！ とその前にホテルにてチェックインをしました。今回、レンソイス観光の出発拠点としてよく使われる、バヘリーニャス地区にある「PORTAL DO SOL POUSADA MARINA」というホテルに宿泊をします。
当ホテルは4つ星とランクは高いホテルですが、ヘアドライヤーやアメニティがないため注意が必要です。また、朝食会場でもあるホテルレストランは、宿泊場所から少々歩きます。
チェックイン後、ホテルよりレンソイスへ向かいます。フルサイズピックアップトラックの荷物置き場に椅子が設置された10～12人乗りの車に乗り、約1時間乗車しました。
レンソイスに行くには、車ごと乗るフェリーに乗船する必要があり、そこまでの道は整備されておらず、ガタガタ道が続きます。フェリー乗り場の運転開始が午後2時からで、多くの旅行会社は2時半ごろから並びはじめます。今回は余裕を持って、2時前にフェリー乗り場に到着するように向かいます。
フェリー降車後、草原の中を走ります。水たまりが多くぬかるみでタイヤがスタックすることが多くあります。まるでジャングルクルーズを体験しているかのような乗車のため、妊婦や年配の方にはあまりお勧めできない場所です。
レンソイスに到着してからは、ラグーンを散歩したり、中で泳いだり、砂の上で休憩をしたりするなど、各自自由時間となります。更に30分ほど歩くと、魚がいるラグーンもあり、そこで時間を過ごす方もいました。
18時頃、夕焼けを鑑賞し、水たまりのある草原へ。帰りは3回もタイヤがスタックしてしまい、ホテルに戻ったのは21時頃でした。
夕食は、各自。大半の方はBeira-Rioというバヘリーニャス地区内にある場所へ行かれていました。ホテル内のレストランでの食事も可能です。
翌日は、ボートでバッソウラス村／マンダカル村／カブレ村へ足を運び、各地の観光スポットを堪能します。
パッソウラス村の猿
マンダガル村の灯台
カブレ村に向かうボート
長旅ではありましたが、感動的な光景が数多くあり、人生で必ず一度は訪れるべき場所です。是非一度、皆さんも足を運んでみてください！
by riotigers
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