全米No.1のクラフトビールBlue Moonのブリュワリーでテイスティング - スタッフブログ｜JTB ルックアメリカンツアー

日本でも見かけるようになったBLUE MOONビール。ベルジャン・ホワイトというベルギーの伝統的な醸造技法で作られているビールです。ブルームーンには、オレンジピールが使われていて、サーブされる時も、オレンジのスライスがグラスに添えられる、おしゃれなビールです。アメリカでNo.1のクラフト・ビールに何度も選ばれていて、とても人気がります。デンバーのRiNo（ライノ）地区にあるBLUE MOONのブリュワリーに、テイスティングに行ってきました。テイスティングルームの奥が、ブリュワリーになっていて、ガラス越しに一部が見れるようになっています。

テイスティングのメニューを見ると、聞いたこともない種類のビールがたくさんあります。それもそのはず、ブルームーン社が作るビールの中で、アメリカでも、国内に流通するのは、ベルジャン・ホワイトを含めて、2、3種類だけ。このテイスティングルームで味わえるビールは、ここでしか飲めない少量生産のものばかり。名前だけでは、どんなビールか推測できなものだらけ。ブリュワリーの人に聞きながら、どのビールをテイスティングするか、決めることにしました。

１ラウンド目：

写真右は、Champagne Moon- Mead（シャンパン・ムーン）は、蜂蜜が入ったミード系のビールで、ほんのり甘く、ビールを飲んでいるというよりは、甘めのワインを飲んでいるような感じがしました。写真中央は、Mexican Lager（メキシカン・ラガー）。ブルームーンといえばオレンジですが、こちらは、ライムのスライスが添えられていて、見た目が素敵です。苦味が少なくけどコクがあって、とても美味しかったです。写真左は、唐辛子と一緒に醸造されたビール。ブリュワリーの人から、テイスティングルームのメニューにすらまだ出ていなかった、このビールを勧めてくれました。これが、驚きの美味しさ。辛くないのに、唐辛子の風味がしっかり香っていて、いろんな料理にあいそう。

２ラウンド目：

１ラウンドで帰るつもりでしたが、１ラウンド目が期待以上においしかったので、２ランド目を注文しちゃいました。写真右は、Mexican Chocolate（メキシカン・チョコレート）コクのある濃厚なビール。ほんのりチョコレートの香りが強すぎず、バランスの良いビールでした。中央は、Blood Orange Pale Ale（ブラッド・オレンジ・ペール・エール）２ラウンド目の中で、香ばしさがたまらないビール。２ラウンド目の中で一番飲みやすいビールでした。左は、2nd Anniversary Blend（セカンド・アニバーサリー・ブレンド）アルコール度数が13度もある、強いビール。口に入れた瞬間、ウィスキーを飲んでいるような、強いお酒の香りがするのに、喉越しはビールで、不思議な感覚のビールでした。

３ラウンド目：

このビール、サービスで出してもらいました。このMango Wheat（マンゴー・ウィート）は、マンゴーの味が爽やかに香る、カクテルというかジュース感覚のフルーティーなビール。この日、テイスティングしたビールの中で、唯一アメリカ国内に流通しているビールだそうです。ニューヨークの自宅の近所の酒屋にはなかったけど、見かけたら、また飲んでみたいと思います。

とっても広くておしゃれなテイスティングルームは、テーブル席とカウンター席があって、ファイヤーピットのある外の席もありました。私たちは、普段、あまりブルームーンを飲む機会がないですが、ここで味わったビールは、どれも期待以上。あまりの美味しさに、ついつい、いろいろ試してみちゃいました。今回は、食事をしませんでしたが、バーガーや、インドネシア風ヌードル、グリーンチリチーズフライなど、ビールに合いそうな料理がいろいろありました。最寄りの駅は、RTD電車のAラインの38th/Blake駅。そこから徒歩12分。私たちは、ダウンタウンからUberを使用して、片道8ドル前後でした。このブリュワリーがある周辺の地区は、RiNo（ライノ）アートディストリクトと呼ばれていて、近年急速に開発が進んでる、とてもアートに力を入れているエリアです。昔の倉庫をリノベーションした、お洒落なカフェなどもあって、ブリュワリーの前後に散策してみるのもいいかもしれません。

by ya

Blue Moon Brewing Company（ブルームーン・ブリュワリー）
3750 Chestnut Place,
Denver CO 80216
https://www.bluemoonbrewingcompany.com