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魅惑の楽園コスタリカ① 熱帯雲霧林モンテベルデで幻の鳥ケツァールに会う!

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みなさん地球幸福度世界No1コスタリカという国はご存知ですか?

人の幸せは経済的、物質的な豊かさだけではない。人々が助け合って地球を守りながら、健康で心身ともに豊かな生活を送れているという満足度がコスタリカは世界一高い国なのです。特にこのコロナ禍でこのような価値観を持つ人が増えたのではないでしょうか。

そして世界情勢が不安定な今、軍隊を持たず永世中立国を貫いている平和な国コスタリカ。そんな素晴らしいコスタリカをよりよく知ってい頂く為に先日オンライン講座を開催しました。現地のガイドさんにコスタリカの国について、そしてそこに棲息するたくさんの野生動物たちについて詳しく解説して頂きました。

その時の動画はこちら👇
【オンライン講座】現地ガイドがご案内するコスタリカの森と楽しい動物たち – YouTube

いつか行ってみたいと思っていたコスタリカ。このオンライン講座を機に実際にコスタリカに行ってみたいという気持ちが強くなり、ついに行ってきてしまいました。アメリカ、ニューヨークから直行便で約5時間でひとっ飛びコスタリカの首都サンホセに着きました。

そこには、まさに楽園が待っていました~❤

コスタリカは乾期(12-4月)と雨季(5-11月)に分かれています。私の行った3月末はちょうど乾期が終わる頃、動物たちの繁殖期ということもあってとても活発な野生動物たちと出会うことができました。

コスタリカは北米と南米をつなぐ中米にある四国と九州を足した程の小さな国です。地球全体からしたらこのわずか約0.03%の面積に、地球上の約5%の生物(野鳥に限っては約10%!)が棲息しているのですよ。まさに野生動物たちの楽園なのです。

(↑今回訪れた場所を記しました。)
この地図で見る通り、カリブ海と太平洋に挟まれた細長い国土の中央に山脈が走っています。この山脈を境に東と西、また標高も違うので、それぞれの気候や植生も劇的に異なります。わずか1時間程の移動でめまぐるしく景色が変わるのです。こんなに小さい国の中でこんなに風土がバラエティに富んでいる国は他にないんじゃないかと思うくらい、多様性を感じることができます。

今回の旅で体験したコスタリカを、異なる気候の3つに分けてお伝えしたいと思います。

①熱帯雲霧林(Cloud Forest)モンテベルデ
②熱帯乾燥林(Savanna & Volcano)アレナル火山とタバコン温泉
③熱帯雨林( Rain Forest)カニョネグロとサラピキ

この3つの違う気候がわずか4日間で体験できちゃうんです。すごいと思いませんか?

 

コスタリカCosta Ricaの意味はCoast Rich=豊かな海岸。その名の通り、美しい豊かな海岸にコスタリカは面しています。

サンホセから車で1時間ほどで太平洋に出ました。そこにはのどかに漁をしている地元の人たちや、野鳥たちが集いゆっくりとした時間が流れていました。

絶滅危惧種のコンゴウインコも海風に吹かれて気持ち良さそうに飛んでいます。
本当にカラフルできれいな鳥。

 

いつも番いでくっついています。かわいいですね。

 

ドライブの途中、タルコレス川にはワニが。

口を開けて体温調整中

コスタリカ有数の観光地、モンテベルデに向かいます。途中、ぐねぐねのかなりの急こう配の山道をどんどん上がっていきます。

道のフェンスもエコ。切った枝を並べて埋められているだけ。そこからさらに枝が伸びて再生しています。

モンテベルデに到着。ここは標高1300mなので高原のように爽やか。モンテベルデはエコツーリズムの発祥の地で、世界中からバードウォッチャーが集まります。ここをベースにしたアクティビティがたくさんありますが、その中でも人気のキャノピーツアー(ジップライン)に参加しました。

インストラクターに注意点を説明してもらい、20人くらいのグループで出発!

18のプラットフォームがあり、滑ってはプラットフォームまで歩くを繰り返し、長短、高低さまざまな18コースを滑り渡るのです。1周約2時間のキャノピーツアーで満足度100%。鬱蒼とした森の上をキャノピーで空中滑走するのはスリル満点で気分爽快!かなり高いところから滑っていくのでちょっと高所恐怖症の方は怖いかもしれません。絶叫マシーン好きな人にはゼヒおすすめです。

 

そして今日の宿泊はモンテベルデの山の中に溶け込むように作られたロッジ。
Could Forest Lodge

ここからコスタリカのビールを飲みながら沈みゆく夕日を眺めるという極上のひとときを過ごしました。

窓の外に吊るしてあるフィーダーにハミングバードも遊びにきたりして...

森の中で癒されながらぐっすりと眠った日の翌朝。コスタリカの朝食はたくさんのフレッシュなフルーツとお赤飯みたいなガチョピントと焼バナナが定番。そしてもちろん淹れたてのコスタリカコーヒー。朝から優雅な朝食を頂きました。

 

しっかりと腹ごしらえをしてモンテベルデ自然保護区幻の鳥ケツァールを探しに行きます。ここの保護区は個人でも入場料を払えば入れますが、ローカルのガイドつきのツアーの参加をお勧めします。なぜって...ガイドがいないと絶対に野鳥たち、とくにケツァールは見つからないからです。ここに入ればわかります。

この森に足を踏み入れたとたん、たくさんの野鳥のさえずりとマイナスイオンのシャワーを浴びました。モンテベルデの意味はMonte Verde=緑の山 その名の通りここは木の幹までにシダやコケが着生していて、鬱蒼とした緑に覆われています。また常に雲や霧で覆われているので熱帯雲霧林と言われ、とても神秘的な森です。

太陽の光を求めて上へ上へと伸びている大木たちの生命力をひしひしと感じます。ここには精霊が住んでいるんじゃないかというくらい神聖な感覚すら覚えます。なんかパワースポットみたいな感じです。

さあトレイルをゆっくり歩きながら、ケツァール探しが始まります。ここは知識と経験豊富なガイドさんが頼り!ガイドさんはケツァールが好んで食べる小さなアボガドの木を探し、ケツァール特有のホーホーという澄んだ響く鳴き声の方向と距離を感覚で察知し、その方向に進んでいきます。五感を研ぎ澄ませながら。。。

右往左往するうちに、あっ、あそこにいる!とガイドさんが指差しました。高い高い木の上にいるので、なかなか肉眼ではみることができません。でも何とか存在は確認できます。ガイドさんが手際よく、マイクロスコープを設置してくれてレンズをのぞき込むと...

いました~!色鮮やかなケツァールが!
長い尾羽を風にゆらゆら揺らし、美しい声で鳴いているケツァールが。
この感動は言葉に表せられません

幻のケツァールを見られたら幸せになれる...と言われています。ほんと見れただけで幸せ❤

ここでケツァールを見るチャンスが多いのは12~4月の間。それ以外は小さなアボガドの木を求めてカリブ海側の方の森、私たちの手の届かないところに移動してしまうようです。

ここモンテベルデ自然保護区には他にも数々の野鳥が棲息しています。砂糖水に寄って来る色とりどりのハミングバードも愛でました。ものすごい速さで羽ばたく振動は近くで見ている私たちにも伝わってきました。なんともかわいい姿❤

標高1300mの高原のように爽やかな熱帯雲霧林モンテベルデ。ここには森の神様が住んでいるような、とても神秘的なところでした。

「魅惑の楽園コスタリカ② 熱帯乾燥林、アレナル火山とタバコン温泉」 につづく

by フィオナ

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