体験記7を読む方は こちら
さて、次の目的地ブライスキャニオンへ向かう途中、面白いトンネルを通過!
記念撮影をしていると・・・動物達に遭遇しました!
なかなかレアな体験ということでラッキーなことだそうですよ。そんなこんなで3時間ほどのドライブでブライスキャニオンに到着!ザイオンと逆で上から下を見おろす格好となる国立公園です。(下の写真は夏季)
何千年もの間、雨や川の浸食で石灰石を削り取って出来あがった「Hoodoo(尖塔群)」と呼ばれる奇形岩が立ち並ぶ光景は、まさに大自然の芸術そのものです。太陽の光によって刻々とその表情が変化し、微妙な色合が多過ぎて色の名が付けられないほど繊細。。。。1928年に国立公園に制定され、年間約150万人以上の観光客が訪ねているといわれます。グランドサークルにははずせないスポットですね。
**ブライスキャニオン豆知識
Q.こんな奇妙な尖塔群、どうやってできたの?A.グランドステアケースの中で最も新しいと呼ばれるピンク層を中心に広がっています。コロラド台地の隆起が始った後期にこの一帯だけ特にポコっと隆起した形で盛り上がりました。もとは湖の底にあった砂や泥が固まって出来た岩、水がはけた後の岩はプレッシャーが一気に抜けて非常にもろくなっています。 それが隆起によって持ち上げられて、雨水や風によって浸食されました。もろい岩なだけに侵食に弱く実際に今の形になるまで2百万年もかかりませんでした。雨水が岩の間に入り込み凍り付くとそれだけで120%膨張します。 その膨張作用で岩の割れ目が広がりさらに侵食が広がって行くのです。
ブライスキャニオンは見所が多い!ブライス・ポイント、インスピレーション・ポイント、サンセット・ポイント、サンライズ・ポイントなどポイントによってそれぞれ違った顔をみせてくれます時間があれば各ポイントから景色を眺めるだけでなくてたくさんのハイキングトレイルを楽しみましょう。
代表はナバホ・ループ・トレイルの散策。リム沿いに通るトレイルから、谷底へと降りていくトレイルなど、様々なトレイルが伸び、中でも全長8マイル(約13キロ)のフェアリーランド・ループトレイルはピーク時でもほとんど人もいないため、ブライス・キャニオンを独り占め出来るかも?近年の観光客が増に伴い、ここブライス・キャニオンも夏場は交通規制が敷かれるようになりました。車は出来るだけ公園入口のルビーズ・インにある駐車場に止め、そこからシャトルバスを利用すると何かと便利です。入園料を払えばシャトルバスは無料で利用出来ます。さて。。。不運にも今回は豪雪というくらいの大雪・・・ 多くのポイントは封鎖され、景色らしい景色が見れたのはサンセットポイントのみ。。。泣
ざくざくと深雪をかきわけて展望ポイントまでくると目の前に広がる景色。
ブライスキャニオンは夏より冬のほうがきれいだという人がいる理由がわかりました。
ピンクに近いこげ茶色の尖塔群に粉砂糖をまぶしたような景色、なんとも美しいものです。
寒さを忘れてたそがれるルック隊員・・・・
次回は宿泊したルビーズ・インのご紹介です。
~モーターホーム体験記9:Day2 ルビーズ・イン ブライスキャニオン~ を読む
●プロローグ:RV(モーターホーム)ってなに?
●体験記1:Day1 モーターホームレンタル
●体験記2:Day1 モーターホーム車内の設備
●体験記3:Day1 RVで大自然に出かける前の心得 3か条
●体験記4:Day1 RVパークを知ってRV旅行をもっと楽しむ
●体験記5:Day1 RVのドライブとRVパークにチェックイン
●体験記6:Day1 RVパークのセッティング方法
●体験記7:Day2 ザイオン国立公園
- 大人気のカナディアンロッキー!多言語音声ガイドのバスツアーでお得で楽しい旅行を楽しもう! - 2023年6月1日
- ナイアガラの滝を一日で制覇! - 2023年5月27日
- 「るるぶでアメリカ横断企画キャンペーン」 第3弾!ラスベガス - 2023年5月21日