夏の締めくくりに、旧全米オープンテニス会場、伝説のフォレスト・ヒルズ・スタジアムで野外コンサート - スタッフブログ｜JTB ルックアメリカンツアー

全米オープンテニスでの日本人選手の活躍すごかったですねー。現在のフラッシング・メドウに移転する前、USオープンテニスが、同じくクイーンズにあるフォレスト・ヒルズで開催されていたのをご存知ですか？当時、全米オープンテニス会場として使われていたフォレスト・ヒルズ・スタジアムにコンサートを見に行ってきました。アーサー・アッシュが、人種の壁を超えて、全米オープンで優勝した時の会場が、このフォレスト・ヒルズ・スタジアムです。全米オープンテニスの他にも、ビートルズ、ジミー・ヘンドリックス、ローリング・ストーンズ、フランク・シナトラなどがコンサートを行った伝説的会場としても知られています。1990年代から、約20年ほど放置され、廃墟となっていましたが、2013年に改装後、復活て、再び、コンサートが見れるようになりました。近年では、ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディラン、今まで一度も来日していことで知られるヴァン・モリソン、カントリー界の重鎮ウィリー・ネルソンなどの大御所から、日本でも大人気のエド・シーランや人気急上昇中のDJデュオのチェイン・スモーカーズなど、様々なアーティストがステージに立っています。

ロングアイランド鉄道の線路沿いの道をテニスコートを左手にみながら歩いていくと、スタジアムへの入り口があります。セキュリティーチェックを通って、すぐ先が、フードコート。フードコートには、テーブル席がないので、ちょっと不便ですが、バーガーやサンドイッチ、フィレンチフライ、変わり種では餃子がありました。食べ物はスキップして、クラフトビールの缶ビールをゲットしました。$12から$15と結構お高めです。

スタンド席の下には、ちょっとした展示スペースがあって、過去に出演したミュージシャンのイラストや当時の全米オープンテニスでのアーサー・アッシュの写真や文章が展示がされてます。

アリーナのフロアには、カラフルなテニスコートが。実際にテニスコートとして使われているかどうかは不明ですが。

アリーナ席は、コンサートによって、席があったり、オールスタンディングになったりします。

夏に、外で見るコンサートって気持ちいいんですよねー。ニューヨーク近郊には、ニコン・アット・ジョーンズビーチシアターという野外のコンサート会場がありますが、フォレスト・ヒルズ・スタジアムは、地下鉄で行けるので、便利です。エクスプレスを利用すれば、マンハッタンから20分程度。ロングアイランド鉄道を利用すれば、ペンステーションからフォレストヒルズ駅まで約15分。会場までは、そこから徒歩5分程度です。この夏のコンサートは全て完了してしまいましたが、早くも来年のコンサートの第一弾が発表になっています。来年は、どんなライナップになるのでしょうか？今から楽しみです。

また、会場の近くには、バート・バカラック、サイモン&ガーファンクルや、ラモーンズを輩出したフォレスト・ヒルズ・ハイ・スクールがあります。ちなみに、スパイダーマンのピーター・パーカーも、この高校の出身という設定です。この高校の前の通りは、現在、ラモーンズ通り（The Ramones Way）と名付けられていて、学校の前にストリートサインがあります。音楽ファンなら、足を延ばすのもいいかもしれません。