アメリカはクリスマスと年末のホリデーシーズンが過ぎても、派手なイベントがたくさんあります。1～3月までは、映画やテレビ、音楽の授賞式が目白押しでやってきます。アメリカ東部の冬は長くて気分がめいりそうになりますが、そんな気分を吹き飛ばしてくれる派手な授賞式は、冬の間は週末のたびにテレビに釘付けになります。
第1弾として、2019年1月6日は第76回ゴールデングローブ賞の授賞式で、ロサンゼルスのビバリーヒルトンで行われます。
1944年の開催時には映画だけが対象でしたが、1956年にテレビドラマが加わり今日に至ります。司会は2019年主演女優賞にTVシリーズドラマKilling Eveでノミネートされているサンドラ・オーと2014年にTVシリーBrooklyn Nine Nineで主演男優賞を受賞したアンディ・サンバーグがつとめます。２人は過去にも一緒に司会をしたことがあり、前評判は高いです。
ロサンゼルスが舞台ではありますが、NYCでミュージカルを愛する私たちとしては、プレゼンターや候補者として出てくるブロードウエィ・ミュージカルに関連した人々をご紹介したいと思います。
★Ben Stiller (ブロードウェイ出演作品:The House of Blue Leaves)
ベン・スティーラーが2011年にブロードウェイにでていました。知りませんでした。今回は実際にニューヨークで起きた脱獄のストーリーを監督したテレビシリーズの「Escape at Dannemora」で、作品賞にノミネートされています。
★Catherine Zeta Jones (ブロードウェイ出演作品:A Little Night Music)
今回プレゼンターで出演するキャサリン・ゼタ＝ジョーンズは、ブロードウェイの大人気ミュージカルのシカゴの映画版に出演し、2009年にA Little Night Musicで、ブロードウェイにデビューし、そのままトニー賞も受賞しています。
★Lupita N’Yongo (ブロードウェイ出演作品:Eclipsed)
アカデミー主演女優賞受賞として有名ですが、ブロードウェイでも、2016年のトニー賞にノミネートされています。今回の主演作「Black Panther」は作品賞にノミネートされています。
★Lin-Manuel Miranda (ブロードウェイ出演作品:Hamilton, In the Hightsなど、他多くに出演)
トニー賞11部門受賞をしたブロードウェイミュージカル、ハミルトンで脚本・作曲・作詞・主演を務め、ブロードウェイの注目度1位のミランダは、このたび「Mary Poppins」の続編「メリー・ポピンズ リターンズ」で、映画主演男優として注目を浴びています。
ゴールデングローブ賞で、一番注目度が高いのは映画部門
今年の注目はこちらです。
★アフリカ系アメリカ人だけで構成された初の映画Black Panther
★KKKに潜入した黒人捜査官の実話を下にスパイクリーの作品BlacKkKlansman
★日本でも大人気のBohemian Rhapsody
★自分の婚約者の無実を証明するIf Beale Street Could Talk
★Bradley Cooperが主演と監督をつとめ、主演にLADY GAGAがでているStar is Born
これ以外にも映画界で有名な人々はたくさんでてきますので、1/6の日曜日の夜8時～(ET)に家にいらっしゃる方は、NBCでチェックしてみてください。
by くっしー
公式サイト
https://www.goldenglobes.com/winners-nominees/2019
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