世界三大瀑布のひとつ、ナイアガラの滝。カナダとアメリカの国境にある北米の大自然の代表です。アメリカニューヨーク州のバッファローから車で30-40分、カナダのトロントからも1時間ほどで到着するこのナイアガラフォール市は世界中から観光客が訪れます。夏季運行する霧の乙女号(Maid of Mist)は知る人ぞ知るナイアガラの滝の観光アトラクション・名所ですが、秋・冬のナイアガラも見ものです。秋は紅葉に染まるナイアガラ、冬は白銀の世界のナイアガラ、それぞれ趣があります。
左がアメリカ滝、右手奥がカナダ滝 ナイアガラの滝は遠くロッキー山脈の雪解け水が五大湖を通じて大西洋に流れ出る途中に形成された滝です。ゴートアイランドを境にアメリカ滝とカナダ滝にわかれています。2つの滝でもカナダ滝の大きさは圧倒です。落差は53メートル、滝つぼの深さはなんど56メートル。水量の多さを物語っています。
水しぶきの量もすごくて、煙のようにもくもく白い水蒸気が上がっているのが郊外からも確認できるほどです。風向きによっては、青空なのに滝の近くだけ土砂降り雨のようになってしまうのだそうです。カナダ滝はもともと侵食によって一年に1メートルずつ後退してナイアガラ渓谷を形成してきましたが、現在では上流のダムによって水量がコントロールされて侵食が抑えられています。それでも莫大な水量のせいで毎年3センチずつ滝は後退しているそうです。
さて、今回はそんなカナダ滝の冬季アトラクションの代表“滝の裏側探検(Journey Behind the Falls)”をご紹介します。※JTBルックアメリカンの主催するニューヨーク発着ナイアガラ1日観光にも冬季の間はこのアトラクションが含まれています。滝の裏側探検はカナダ側からのみ観光が可能です。乗り場はテーブルロックの隣にあるナイアガラの滝ビジターセンター。ここで受付を済ませ、エレベーターで一気に滝の落差である50~60メートルを降りていきます。
黄色のビニールポンチョを一人ずつもらって、くらぼったいトンネルに到着。
轟音の鳴り響くトンネルを歩いていくと滝を裏から眺めるビュースポットに到着します。※写真でみるより迫力満点です!!
また、このトンネルは滝つぼのすぐ横に設置されたデッキにもつながっています。
水しぶきを浴びながら滝を見上げます。
この日は天気もよく2本も虹が出ていました。 感動です!!また、ちょうど女子学生旅行の団体もいて、彼女達が勉強する“ヘブライ語”(ユダヤ人が古代から使う言語)でみんなで大合唱をしていました。自然の驚異・神様の恵みについて大合唱だそうです。。。もちろん何を言ってるか分からなかったけれど、なんだか神秘的な雰囲気でした。
滝の流れ落ちる轟音、水しぶき、綺麗な青空にかかる虹、なんだかずっと見ていても飽きませんでした。自然はやっぱりすごいですね。
再びエレベーターでビジターセンターまでもどってきて、テーブルロック観光。滝の流れ落ちる真横で写真が取れます。 すごい迫力です!
この冬ニューヨークや東海岸に遊びにくる予定のある人、ぜひ1日時間を作ってナイアガラフォールまで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
☆☆ JTBルックアメリカンでは ☆☆
☆☆ ニューヨーク発、トロント発、そしてバッファロー発の ☆☆
☆☆ ナイアガラ1日観光を催行しています! ☆☆
<by: カワ>
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