地方に行くと楽しみなのがローカルなビールを試すこと。 まずはケンタッキー州から
ケンタッキーに行ったときは、バーボン入りのビールというのに遭遇し、びっくり。ケンタッキーはアメリカのバーボン生産中心地で、内側を焦がした樽に詰めて熟成させるので独特の色と匂いがでる。主なブランドとしては、アーリータイムズ、IWハーパー、ジム・ビーム、フォッローゼズ、ワイルドターキーなど、有名なブランドはほとんどケンタッキー出身てことですね。
“Kentucky Bourbon Barrel Ale ”というのが正式名称でバーボンを造ったオーク樽に6週間寝かせて飲むから香り、味とも両方楽しめます。アルコール度数は8.19%と高め。スーパーで他のビールは6本セットなのにこのビールは高くて濃いせいか4本セットで販売しています。味は濃い!でも、深い。夏の暑いときの一杯目ではないです。初心者には勧めません。ちなみにバーで頼むと普通のビールはこんな感じででてくるのに、
バーボンビールはおしゃれにブランデーグラスででてまいります。
お次はジョージア州 “Sweet Water” アトランタにある地ビール
今回はブラウンというのを買ってしまったが、無難なのは、IPAあたり。調べてみるとBlue, IPA, 420, Exodus Porter, Georgia Brownとあり、どうやら、一番濃いものを選んでしまったらしい。Blueにも惹かれたが、ブルーベリーアロマと書いてあって遠慮してしまう。アトランタの空港にもこのビール専用バーがあるし、ホテルのロビーとかにもおいてあるので、結構地元で人気の様子。歴史をたどるとコロラド大学の学生がはじめていて、卒業後もビールの道を選ぶ。その後1996年アトランタオリンピックの年にアトランタのエネルギーが彼らを吸い寄せ、この地に醸造所を作る。なんと今年の2月には15周年を迎えお祝いしている。ラベルのイラストは鱒で“Don’t float the main stream.”と書いてあります。派手なラベルをアトランタで見つけたらお試しあれ!
続いてイリノイ州
シカゴの地ビールを求めてシカゴ・シャンバーグ近所のホールフーズ(少し高級目のスーパーマーケット)に探しにいきました。種類が多くて迷っていたところ、「地ビールで、飲みやすいのはどれ?」という質問に紹介されたのはこちら。Finch’s Beer というイリノイ州シカゴ産のビール。
いくつか種類がありますが、私が選んだのは“Golden Wing Blonde Ale”缶に描かれているのは、鳥です。アルコール度数は4.7%と普通です。サイトを見るとオーナーのお名前がポールフィンチとなっているので、このビールの名前はオーナーから来ているようですね。多くの地ビールは濃くて1杯目にはふさわしくないというのが私の感想ですが、これは飲みやすい。お勧めの一品です。
最後にオハイオ州
シンシナティの地ビールを探していたら、アールデコ調のラベルに興味をひかれて購入したビールです。“Christian Moerlein” クリスチャン モアライン
正直 濃い! 地ビールの典型的な味 とにかく濃い!!前回のシカゴで軽めを選んで大当たりしたので、店員に聞けばよかった。そこが高級なスーパーホールフーズさんには店員がお客様の数と比べて多めにいて、そうでない中級スーパーとの差かもしれません。ヨーロッパ系の濃い味ビールが好きな方にお勧めです。
<by くっしー>
【参照サイト】
Finch’s Beer
http://www.finchbeer.com/beer
Christian Moerlein
http://www.moerleinlagerhouse.com/our-story/
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