NYのチョコレートは山のようにあるけれど…今ホットなエリア、ブルックリン生まれの究極のオーガニックチョコレートをご紹介。料理学校に通っていた兄リック・マストと金融ビジネスマンだった弟マイケル・マスト。チョコレート作りにこだわりつづけたこのマスト兄弟の夢が実現。その名の通り” MAST BROTHERS CHOCOLATE ”
保存料やバターは一切使わず、カカオとサトウキビだけ使用する至ってシンプルなチョコレート。まさにこの看板にある通り Real Chocolate なのです。
店内に入ると、甘~いというより香ばしい匂いに包まれます。木のぬくもりを感じるオーガニックな空気が心地よい。
ここで、製造~包装~販売まで一環して行われ、全て手作業。また生産過程もとてもユニーク。運ばれたばかりのカカオ豆。カカオ豆をローストするところから始め、徹底的に手作りにこだわっています。
様々なカカオの風味を楽しむという究極のチョコレートだからこそ、原料のカカオ豆をプエルトリコやドミニカ共和国など、現地で自分たちで直接仕入れるのだという。
そして何よりも目を引くのが美しいラッピング
包装紙はイタリアから輸入し、手作業でひとつひとつ丁寧に包み上げている。まるでチョコレートの芸術品
ティスティングもできるので、フレーバーを比べて気に入ったものを見つけてみましょう。何種類ものカカオをブレンドして独特な風味を生み出しています。
おすすめは定番の「ブルックリンブレンド」
マスト兄弟の夢と情熱がぎっしりと詰まったチョコレート。甘さだけに頼らない、このチョコレートはコーヒーよりもワインやビールと一緒に楽しめる大人のチョコレートといった感じです。
NYのおみやげに頭を悩ませているあなた、上質なブルックリン生まれの話題のチョコレートはいかがですか?ブルックリンまでは遠いという方には、マンハッタンにも支店があります。またDean&Deluca、 Whole Foods、 Chelsea Marketでも売っています。 by フィオナ
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前回は2012年12月現在のブルックリン本店をご紹介しましたが、今回はあれから2年たった2014年2月のブルックリンの本店の様子をご紹介します。随分と模様替えをして、今やニューヨーク観光には外せない、お洒落タウンとも言われるブルックリンのお店らしくなっていました。
お店に入ったとたん、カカオの香りでいっぱい!それもそのはず、世界中から集めたカカオ豆が詰まった袋が所狭しと山済みされています。ちなみにカカオ豆とチョコレートの歴史は旅のエスプリVol34に詳しく書かれているので、是非ご覧になってくださいね。
ブルックリンの古い建物のレンガの壁がなんとも良い雰囲気。
チョコレートというより、まるで褐色のアクセサリーのようなディスプレイー。
カウンターの奥の方では、実際にチョコレートを造っています。
大きなテーブルに並べられた、いろいろなフレーバーのチョコレート。中には塩味というチョコもあります。包装紙のデザインを見ているだけでも楽しい。
ここまでチョコレートを極めることができたのも、ブルックリンだからですね。マンハッタンでこの規模のお店を出したら破産しているでしょう。
本物を求めて、本物だけを作って、本物だけを売るお店がちゃんとビジネスになっている、それがブルックリンンですね。日本へのお土産は本物のチョコレート、マスト・ブラザースをブルックリンの本店で買う、これがブルックリン流かもしれません。
MAST BROTHERS CHOCOLATE
http://www.mastbrothers.com
●Brooklyn Location:
111 N 3rd St, Brooklyn, NY, 11249
(718) 388-2625
Open every day, 12p – 7p
●Manhattan Location:
215 Water Street, New York, NY 10038
(212) 766-2266
Open every day, 11a – 6p
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