マンハッタン島の南端、イーストリバー沿いに古き良き漁港街を思わせるブロックが広がる★★サウスストリートシーポート
ショッピング、エンターテイメント、レストラン1日中楽しめるこのホットなスポットでです。ルックアメリカンのニューヨーク市内観光やニューヨーク半日午前市内観光でもお馴染みですね!
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◆1日遊べる サウスストリートシーポート その1
◆1日遊べる サウスストリートシーポート その2
このサウスストリートシーポートの一角にあり、なにかと話題になっているミュージアムが人体の不思議を探るミュージアム<<ボディーズ>>
日本にもいくつか人体を扱う博物館はあるけれど、本物の人体を使った展示をしているのは数少ないですね。Plastination(プラスティネーション)※と呼ばれる特別な方法で遺体から標本を作って展示しているリアルボディーです。
【豆知識】
プラスティネーション (Plastination) とは・・・解剖学において使われる人間や動物の遺体、または遺体の一部(内臓など)を保存し、標本とするために用いられる技術の1つである。身体を構成している水分と脂肪分をプラスチックなどの合成樹脂に置き換え、顕微鏡レベルでの細胞組織の構成を殆ど保ったまま、素手で触れることができ、腐敗を起こしたり悪臭を発生させたりすることもない、人体や動物の標本を作り出すことができる。By Wikipedia
以前から怖いもの観たさの興味はあったのですがなんだか機会が無くていけずにいたこのボディーズに視察というチャンスを得て、ルックアメリカンの発行するバウチャーを持っていざ初潜入です!サウスストリートシーポートの一角見えてきました。
入り口のフレンドリーなスタッフに案内されて中へ。
チケット購入の窓口ではなくて【WILL CALL】にてバウチャーを見せてチケット受け取りとなります。
長いエスカレーターを上ってゆくとコートチェックインやギフトショップが。ヘッドフォンガイドが必要な方はこちらで別途レンタル頂けます。残念ながらここから写真撮影禁止。入場前にスクラブ姿(医者の手術着)のカメラマンに写真を撮られます・・・(エンパイヤなどでもよくある記念撮影ですね)
出口でスケルトン姿(骸骨)におかしく加工された自分の写真を$20くらいで購入しないかと薦められます。 (私は1人で骸骨の自分なんて・・・とお断りしましたがもちろん購入されたい方はどうぞ。苦笑)ミュージアム内は<骨><筋肉><臓器><血管><脂肪><胎児>など体の部位・組織ごとに部屋が分かれています。これ本物なの??手を伸ばせば簡単に触れることができるような柵もケースもないマネキンのような標本が飾られています。※もちろん触ってはだめですよ!!!!!!
<肺>を展示するコーナーの一角。 大きな透明な箱が設置されています。
中にはタバコ箱の山。そして箱の前のボードに書かれたメッセージ。
“1箱のタバコを吸うごとにあなたの寿命は
3時間40分縮まります”
さてここで算数。
3時間40分は220分です。
1日は1440分。 1ヶ月は43200分。 1年は525600分。
ということは約2390箱タバコを吸うと1年寿命が縮まります。
1日1箱吸う方 6.5年で1年の寿命が。お体を大切にしましょう。
ま、そんな薀蓄(うんちく)はこのくらいにして。そのほかにも興味深いコーナーがありました。
<血管>のコーナーでは
“人間の体の全ての血管を合わせた長さは60000マイル”
地球の円周が約24,900マイルらしいので なんと我々の血管は地球を2周半弱してしまうのです。
人間の体ってこんなに複雑なのかぁと展示されている医学用語がわからないながらも関心してしまいました。。そのほか胎児の成長を展示するコーナーや人体が輪切りにされた標本などなどありました。想像だけすると気持ちが悪いかもしれないのですが、蝋(ロウ)人形のような標本で不思議と気持ち悪さはなかったのです。
ただこのミュージアム、遺体の出所がはっきりしていなかったり、色々と道徳的に問題があるという批難も多いようです。たしかに、胎児のコーナーは妊娠中の女性や子供を失った方には刺激が強いようでセクションの前に注意書きサインと、そこのセクションを迂回できる経路も作られていました。ミュージアムを鑑賞し終わり、自分の体があんなになっているのかと考えていて生命の神秘というか驚異に感嘆しました・・・こんな不思議で恐れ多い人体ミュージアム、一度足を運んでみませんか?[by カワ]
【関連ツアー】
◆ボディーズ ~驚異的な人間の体内~ チケット
◆ニューヨーク市内観光
◆ニューヨーク半日午前市内観光「マンハッタンストーリー」
【参照サイト】
◆ボディーズ オフィシャルサイト
◆サウスストリートシーポート オフィシャルサイト
◆プラスティネーション (Plastination) Wikipedia