この秋冬、世界3大美術館の一つメトロポリタン美術館で
特別展示「アート オブ ザ サムライ」が新年1月10日まで開催中です
古代から江戸時代に生まれた名品の数々。日本刀の最高傑作も勢揃いする大展覧会。
この展覧会の立役者である小川氏が15年の歳月をかけた入魂の展覧会が
この度ようやくニューヨークで実現の運びと成りました。
ここまでの国宝級サムライ芸術品が一挙に集結したことは日本を含め前代未聞。
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近年、映画等メディアを通じて世界中広く知られるようになった
-Japanese SAMURAI- という存在
サムライ芸術の歴史は大陸から鉄が伝わった古墳時代にまで遡ります。
その後サムライ世界は平安、鎌倉、室町、桃山、江戸、明治・・・
1200年以上の時を経て、日本芸術美術、そして忠誠・武士道・人情などという
日本人独特の品性・思想観念を生み出す鍵となりました。
門外不出といわれたこの作品たち、日本各地の美術館、寺院との
貸し出し交渉を重ね、過去に7つしか国外出展が許可されなかった
国宝品が今回はなんと34作品も出展されました!!
この展覧会についてニューヨークタイムズ紙も以下のコメント
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“This exhibition is a once-in-a-lifetime event for children,
war buffs and connoisseurs of all ages, even garden-variety art lovers
and anyone still mystified about the source of Darth Vader’s
black-on-black helmet and mask.” ‐New York Times
「この展示会はたとえ子供であっても、年齢関係なく戦争マニア、専門家、ありふれたアート好き、はたまた”ダースベーダー”のような黒々としたマスクやヘルメットを不可解に思う人にとっても一生に一度のイベントになるだろう」
-ニューヨークタイムズ-
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今回JTBルックアメリカンは、自慢の美術専門ガイドの解説と共に、
こんな史上初・最大の侍芸術の集大成とも呼べるこの展覧会へ潜入し、
時代別に歴史の繋がり、そして刀、鎧、兜、屏風、その一つ一つに
隠されている物語を紐解きます!!
特別展アート・オブ・ザ・サムライ-メトロポリタン美術館-
【1月8日&9日限定催行】
■日時:限定日
1月8日(金) 6:30PM~
1月9日(土) 3:00PM~
美術専門ガイドお勧めの作品の一例をご紹介:
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明治5年、九州熊本県玉名市の菊水川近く発見された江田船山古墳。この古墳、村人の夢に元旦から3日間現れたのだとか・・・そこを掘り起こすと古墳には宝物刀剣の背に日本最古の文字で刻み込まれた雄略天皇の名が!!….
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ツアーではこんな面白いストーリーを美術専門ガイドが次々と解説してゆきます。館内ではガイドの説明がライブで聞けるイヤホンもご利用いただきます!金曜日の夜、そして土曜日の午後にツアーを催行!観光者の皆さんはもちろん、日頃お仕事が忙しいニューヨーク在住の方にもご参加頂けるチャンスです!ニューヨークにいながらこんなに多くの作品を観られるのは今だけです。是非ご参加下さいませ。
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一生に一度のチャンス・・・・ これを見逃す事は出来ません!
■ツアー詳細・お申し込み、お問い合わせはこちらのフォームからどうぞ
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【関連ツアー】
メトロポリタン美術館 – (美術専門ガイド解説ツアー)
●スポンサー情報 The exhibition is made possible by The Yomiuri Shimbun. Additional support is provided by The Jessica E. Smith and Kevin R. Brine Charitable Trust, the J.C.C. Fund, the Oceanic Heritage Foundation, and the Japan Foundation. Transportation assistance was provided by Japan Airlines. The exhibition was organized by The Metropolitan Museum of Art, New York, the Agency for Cultural Affairs of the Government of Japan, and the Tokyo National Museum. It is supported by an indemnity from the Federal Council on the Arts and the Humanities.
●イメージ提供1: Nagamitsu Blade for a tachi(“Dai Hannya Nagamitsu”:slung sword) Kamakura period, 13th centuryTokyo National Museum 2: Leather-clad nimai-d? gusoku (armor with light blue lacing)Edo period, 17th centuryHyogo Prefectural Museum of History 3: Kabuto (helmet with hollyhock leaves)Edo period, 17th – 18th centuryNational Museum of Japanese History 4: Momonari-kabuto (peach-shaped helmet)Edo period, 18th centuryNational Museum of Japanese History 5: Nimai-d? gusoku (armor with black lacing)Momoyama period, 17th centuryTokyo National Museum 6: Nanban-style gusoku (armor)Momoyama period, 16th centuryKishu Toshogu Shrine 7: Haniwa (terracotta figurine) of a standing warriorKofun Period, 6th centuryAikawa Archaeological Museum