ラスベガスの近郊の観光地と言えばグランドキャニオン、デスバレーやちょっと足を伸ばしてアンテロープキャニオン、モニュメントバレー、そして最近ではセドナあたりですね!
しかし、このフーバーダムは意外とアメリカ人に人気の観光スポットになっています。大統領の名前がついているからかもしれませんが、1920年の大不況の際の失業対策としての公共事業を一目見てみたいという事なのかもしれません。
1931年に、セオドア・ルーズベルト大統領のニューディール政策の一環として建設され、ボールダーダムという名称でしたが、1947年に当時の大統領の名前に因んで、フーバーダムに改称されたというわけです。
アメリカ人にとっては、フーバーダムはラスベガスに来たらまずは訪れる場所のようで、ビジターセンターを見て帰る人も多いですが、パワープラントを実際に見学できるガイド・ツアーも人気です。
ツアーは30分のパワープラントツアーと、1時間のツアーがありますが、いずれも予約要。30分のツアーでは実際の発電中のパワープラントの見学、ダム建設中、コロラド川の水をパイバスで流したパイプラインなどを見学できます。
ビジターセンターからエレベーターでダムの底にあるパワープラントに向かいます。
パワープラントは全部で8碁で発電中のジェネレーターには赤いランプが点滅しています。
80年以上経っているためか、レトロな感じのデザインです。
さて、ダムでできたダム湖は「ミード湖」と呼ばれていて、アメリカ最大の人口湖です。貯水量は約400億トン、これは琵琶湖の1.4倍の規模との事。釣りはもちろん、ジェットスキーからパーティ―ボートなどウォータースポーツが家族で楽しめる、リクリエーションのメッカとなっています。
こちらは外輪船をモチーフにしたランチクルーズ。ディナークルーズ、ブランチクルーズもあります。
約1.5時間でミード湖を遊覧観光、ダムのすぐ近くまで行きます。ランチクルーズと言っても、船内でハンバーガー、ホットドックなどを購入しますが味の方はあまり期待しない方がいいですね。 お弁当持参の方が楽しいでしょう。
人口湖というとなんとなく情緒が無い、殺風景、あまり景色が良くないといったイメージがありますが、琵琶湖の1.4倍という規模とブラックキャニオンの岩肌、そして巨大なフーバーダムとなかなか見応えは十分です。
フーバーダムの向こうには、キングマンとラスベガスをつなぐコロラドリバーブリッジが見えます。2004年から6年の歳月をかけて完成されたこの橋は日本の大林組が建設したものでフーバーダムの新たな名所にもなっています。“工業の世界7不思議”の1つフーバーダムを時間が許せば是非訪れてみてください。
【参照サイト】
Hoover Dam
www.usbr.gov/lc/hooverdam/
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