今回訪れたのは、ユニオンスクエアから徒歩5、6分のところにある、ポルトガル、イベリア半島料理のレストラン、Aldea。ポルトガル系アメリカ人のシェフ、ジョージ・メンデス氏が作る料理は、ミシュランで星を得しています。ミシュランお墨付きの味はもちろんのこと、その料理の見た目が美しいと話題です。プリフィックスやテースティングメニューもありましたが、私たちは、アラカルトで注文することにしました。
こちらは、前菜の前に出されるアミューズブーシュ。左側は、ライムのマカロン。右側のクラッカーの上に乗っているのは、なんと、紫蘇でした。
かわいい刺繍の入った布に包まれてきたのは、パン。
バカリャウ・ア・ブラス(Bacalhau A Bras)
バカリャウ・ア・ブラスは、ポルトガルの定番料理で、塩漬けの鱈の干物の卵とじ。周りの針状のものは、カリカリのポテト。聞いたこともなかったポルトガル料理なのに、昔、おばあちゃんが、塩鱈の干物をよく料理に使っていたせいか、なんだか懐かしい味がしました。
ウニ・トースト(Sea Urchin Toast)
カリフラワーのピューレとウニのトースト。下のトーストは、薄いクラッカーのような固そうなもの見えましたが、食べて見るとちょっとしっとりしていました。これにもまた、紫蘇が使われていました。2口で完食。。。男の人だったら一口でいけちゃうかも。美味しいけど、ちっちゃーい。。。
モレル・マッシュルーム(Morel Mushrooms)
モレル・マッシュルームは、アメリカの超高級マッシュルーム。ポルチーニや松茸なみです。香りの良く、こちらで、とても人気があります。そのモレル・マッシュルームの他には、ソブラサーダソーセージと、日本ではあまり馴染みのない春野菜が使われていました。一つは、ランプ。行者にんにくのようなもの。もう一つは、グリーン・アーモンドという生のアーモンドの実。いつも食べるローストしたアーモンドとは、食感も味も全く違います。生のアーモンドの実された青梅のような感じでした。写真中、周りが緑で輪になったものがスライスされたグリーン・アーモンドです。その穴の部分に入っていたのが種で、その殻を破った部分が普段食べているアーモンドです。
コウイカのグリル(Charcoal-Grilled Cuttlefish)
大きなインパクトのある器とは反対に、味はとても繊細でした。程よい歯ごたえのある炭火で焼かれたイカは、ココナッツとイカスミの香りがするソースと和えられていました。残ったソースをパンを浸して食べると、ワインの良いつまみになりました。
鴨ご飯(Arroz De Pato)
ポルトガルでよく食べられる鴨のご飯。鴨コンフィとチョリソとブラックオリーブ、カリカリに焼いてある鴨の皮のチップ入ったご飯。周りの黄色のソースは、カラシに見えますが、オレンジのソースでした。
パイナップルのシャーベット
アミューズブーシュ同様、無料で出してくれました。甘さ抑えめで、酸味がきいていて、口の中がさっぱりしました。
ドーナツ(Sonhos)
ポルトガル語で夢(ソーニョ)名付けられた、かわいらしいドーナツ。ふわふわの揚げたてのドーナツは、軽くてお腹いっぱいでもいくらでも食べられてしましそうでした。ディッピングソースは、チョコレートキャラメルとパッションフルーツのカスタードクリーム。
どの料理も、盛り付けが美しく、ここでしか食べられない味で、見た目も味もとても楽しめました。旬の野菜を取り入れた季節感のある料理もあって、他の季節にも来てみたくなりました。普段使いをするには、お値段高めですが、お誕生日など、何かのスペシャルな機会に、また利用したいと思います。
by ya
Aldea(アルデア)
31 W 17th St,
New York, NY, 10011
http://www.aldearestaurant.com/
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