ロングアイランドの港町、グリーンポートの小さなブティックホテルAmerican Beech(アメリカン・ビーチ)の中にあるレストランは、地元の農家から届く、旬の素材を使った料理が食べられるファーム・トゥ・テーブル・レストランです。アメリカン・ビーチという名前は、レストランのあるスターリング・スクエアの中に生える樹齢75年のアメリカブナの木(American Beech)からつけられているそう。写真の奥の大きな木がそのブナの木だと思われます。このホテル、19世紀の馬の厩舎をリフォームして作られたそうですが、そんな面影が全くない、インスタ映えなおしゃれなホテル&レストランに生まれ変わっています。Fava bean hummus(そら豆のフムス)
通常ひよこ豆をすりつぶして作るフムス、ここでは、そら豆を使用しています。豆のつぶつぶ感が少し残っているザラザラした舌触りのフムス。上にトッピングされているのは、小玉葱のピクルス、オリーブとイタリアのパン棒のグリッシーニ。Crispy Brussel Sprouts(芽キャベツのロースト)
こんがりローストされた芽キャベツ。このくらい焦げ茶色になるまでローストされてるのが美味しいんです。ベーコンと色が同化しています。レモンとガーリックのアリオリソースとよくあいます。Lobster Roll(ロブスターロール)
卵がたっぷり入ったふわふわのブリオッシュにシャキシャキの刻んだセロリとエシャロットと和えられたロブスターがたっぷり詰まっています。まずは、皮付きのポテトを厚切りにスライスした固めのポテトチップスですくって食べます。白ワインにぴったりの最高のつまみです。Beech Burger(ビーチバーガー)
ソフトプレッツェルのバンズにジューシーなビーフパテとグリュイエール・チーズが挟んであるチーズバーガー。バーガーのお供に、フレンチ・フライを注文したら、まさかの品切れでした。アメリカで、フライドポテトが売り切れのレストランなんて初めて。これも、収穫されるものがその日によって変わるファーム・トゥー・テーブル・レストランならでは?!?アボカドトーストや、カルボナーラなど、ブランチのメニューも美味しそうでした。レストランが入るアメリカン・ビーチホテルは、全11室のとても小さなホテルで、繁忙期の夏には、何度か宿泊をしてみようと試みましたが、満室の状態で、いまだに泊まれていません。早くも来年夏の予約受付が始まっているようです。旅行をお考えの方は、早めに計画することをお勧めします。今の時期からサンクスギビングのあたりまで、ショップやレストランなど、街の至るところで、アメリカの秋らしいディスプレイされています。レストランのあるグリーンポート周辺も、鮮やかなオレンジのカボチャが並んでいたり、アメリカらしい秋の雰囲気を楽しました。秋のドライブに出かけたらAmerican Beechに寄ってみてください。
by ya
American Beech(アメリカン・ビーチ)
300 Main Street,
Greenport 11944
https://www.americanbeech.com/eat
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