唐突ですが、みなさんが生まれてはじめて出会ったアメリカの駄菓子はなんでしたか?私は「Cracker Jack」でした!
どういった経由で手に入れたのか忘れてしまいましたが、まっ赤なロゴと水兵さんのパッケージがいかにも異国風情で新鮮でした。おまけは最後まで見ないで楽しみにとっておき、子供の口にはちょっとホロ苦のキャラメルポップコーンを一粒一粒大事に食べた記憶があります(昭和ですネェ〜)
さて、そんなアメリカンな駄菓子は、もちろんスーパーやドラッグストアでも買えるのですが、本日ご紹介するのは「エコノミー・キャンディ」。マンハッタンのローワーイーストサイドにある、創業1937年という老舗の駄菓子専門店です!
いかがでしょう。表のディスプレイだけでもわくわくしてきませんか〜?店内はそんなに広くもないのですが、いや〜ぐるぐるぐるぐると何周したことか。いかにも駄菓子な色と形の量り売りキャンディやグミ、バブルボール、ジェリービーン、シガーガム、指輪アメ、キャンディバー、ペッツなどなど、あちこちに細かい菓子が並んでいるので、何周しても「あら、こんなとこにこんなのが!」と新しい発見に笑み崩れてしまい、「見て見て〜なつかし〜」「コレ、かわい〜」の連発でした。値段が書いてないものもあるのですが、その場合はレジの店員さんに尋ねれば、もちろん気軽に教えてくれます。では、購入したものを、ちょこっとだけご紹介
イチオシはこちらの「大リーグガム」!
野球好きの方へのお土産にぴったんこ!普通のガムのように個別包装ではなくて、開けるとサキイカのように紐状になったピンクのガムがどさっと入っていて、好きなだけつまんでもぐもぐします。袋の裏の説明によりますと、当時大リーグで流行っていたあまり健康的とはいえない噛みタバコの代わりになるものはないか〜と現役選手のアイデアをきっかけに、1980年代から発売された由緒正しい(?)大リーグガムなのだそうです。
中高生の頃、こんなのがひっそり流行っていました。インチキ薬キャンディです。棚にズラリといろんな種類がありました。相手によってシャレにならないような、やや過激なタイトルのものもありましたので、お土産にする際はお気をつけて・・・
最後はご存知チュッパチャップス!
アメリカの駄菓子ではないのは見逃していただくとして、こちらもある意味、おすすめのお土産です。日本で売っているのとどこが違うかというと、もんのすごく剥きにくいんです。ものにより剥きにくさがぜんぜん違うので、早剥き競争ができるくらいです(意外と盛りあがります)。さらに、たまたまかもしれませんが、私が買った袋詰めでは7本に1本くらいの割合でアメの付け根がゆるんでおりまして、ペロペロするたびに持ち手のストローから「スピィ〜」と情けない音がでていました。そのチープさを楽しめる方は腹がよじれるほど笑えるかも!
また、お菓子の他にも、50〜60年代なインテリアに似合いそうなアメリカン版ガチャガチャ(バブルボール入れかな?)も売っていました。上の写真にあるオリジナルデザインの赤いTシャツ、他にもたくさん色があって、お値段も10ドルとリーズナブルです。レトロなギンガムチェックの綿パンと合わせたら、めっちゃかわいいパジャマになりそう。セットでお土産にいかがでしょう〜 ちょっと見つけにくい場所にあるのですが、駄菓子ラバ〜な方はチャイナタウン、ソーホー、ダウンタウンの観光のついでに足をのばしてみてくださーい!
【関連サイト】
・Economy Candy(公式サイト)
・JTBルックツアー ニューヨーク特集サイト
[Tera]