ブルックリンのウィリアムズバーグにあるFette Sau(フェットソウ)は、おしゃれな地元のニューヨーカーに大人気のベーべキューのレストラン。元ガレージだった場所を改装して、今大流行中のブルックリンぽい、ラスティックスタイルのレストランになっています。フェットソウとは、ドイツ語で太った豚という意味だそうで、豚肉を中心に、いろいろなBBQが味わえます。日本の味噌汁のように、地方によって、味や調理方法が違うベーべキュー。フェットソウでは、オーナーが試行錯誤をして、いろんなBBQの良さをとった、独自のスタイルを作り上げたそうです。セルフサービスのお店です。左奥のバーカウンターで飲み物を、右手のフードコーナーで食べ物をオーダーします。人気のお店で、混んでいることが多いので、まずは、ドリンクを買って、席を確保してから、食べ物を買いに行く人が多いようです。包丁や肉叩きが、生ビールのハンドルになっています。お肉は量り売りで、どの肉をどのくらい欲しいかを伝えます。その日のお肉は、黒板に書いてありますが、目の前のショーケースに入っているお肉を指をさして、これが欲しいとってオーダーするのも可能です。パウンドがわかりにくい場合は、ソーセージ2本とか、リブ4本のような頼み方もできます。私たちは、牛のブリスケット、ポークリブ、スパイシーポークソーセージを頼みました。浅漬けのピクルスと、バーントエンズ・ベイクドビーンズをオーダーしました。バーントエンズは、焦げた端っこという意味のカリカリで味がしっかりしみたブリスケットの端の部分。ベイクドビーンズというと、アメリカの西部劇で、カウボーイが焚き火にかけた鍋で作って食べているシーンを思い出すのは私だけ?お肉は、お好みで、BBQソースをつけていただきます。ソースは、ケッチャプベースのスイートソース、スーモーキーなスパイシーソース、ビネガーソース、マスタードソースの4種類。テキサス風の甘酸っぱいバーベキューソースもいいですが、サウスカロライナ風にビネガーやマスタードソースでさっぱりと食べるのもなかなかです。フェットソウのお肉は、どれも、ちょっとドライであっさりしていました。賛否が分かれるかもと思いました。
最寄りの駅は地下鉄G線のMetropolitan Av駅で、そこから徒歩約5分、L線のLorimer Street駅からは徒歩約7分です。フェットソウは、ザ・クロックタワーや、Le CouCouなど、アメリカ各地で人気レストランを展開するスティーブン・スターとパートナーシップを組んで、フィラデルフィアにも進出しているそうです。おしゃれな地元のニューヨーカーに混ざって、ブルックリン発のBBQを食べてみてください。
by ya
Fette Sau(フェットソウ)
354 Metropolitan Ave,
Brooklyn, NY 11211
http://www.fettesaubbq.com/
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