グレン・キャニオン・ダムが生んだ人口湖レークパウエルの町ページから南に89号線を2マイルほど南下すると「ホースシュー・ベンド」があります。
南下する89号線からは右側に駐車場が見えてきたら、そこがホースシュー・ベンドの入り口。看板も小さいので見逃してしまいそうです。
駐車場からは5分ほど丘を登り、さらに10分ほどコロラド川に向かって下り坂を延々と歩きます。見渡す限りの岩山なのでこの先に、はたしてコロラド川あるの??といった感じです。
いきなり、巨大な割れ目、そして目の前に「ホースシュー・ベンド」が現れます。
午前中は陽が後ろからあたって陰になる部分が多いので、写真撮影が目的ならなるべく太陽が真上に来る午後に行くのがベストです。
展望台も落下防止の柵も無いので、みんな崖っぷちに腹ばいになって川底を眺めます。このスリル感もたまりませんが、、、くれぐれもご注意下さいませ!!
グレン・キャニオンダムからのコロラド川下りクルーズも人気で、川底から眺めるホースシュー・ベンドもまた一味違うド迫力です。
ホースシュー・ベンドから約1.5マイル下流に、ナバホ・ブリッジがあります。2014年3月現在、ホースシューベンドとナバホブリッジの間の89号線は工事中なので、遠回りの迂回ルートでしか行けないのでご注意下さい。
車道用と歩道用の2つの橋があって、歩道用の橋からは約50メートルほど下にコロラド川を眺める事ができます。
この橋から約100マイル下流があのグランドキャニオンの大渓谷につながりますますが、わずか100マイルほどの間に渓谷の深さは50メートルから一挙に1,200メートルにもなります。
欄干になにやら黒い鳥が、、、カラスかと思いきや、なんと絶滅の危機にあるカリフォルニア・コンドルでした。
カリフォルニア・コンドルは体調が1メートル以上、翼開張が270センチメートルにも及ぶ大型の鳥類でここアリゾナ州にしか棲息しないのだそうです。ここでお目にかかれたカリフォルニア・コンドルは体調が80センチメートル程の小型で両翼に「02」というナンバープレートがついていました。
コロラド川はコロラド州のロッキーマウンテン国立公園に源流を発し、メキシコ湾に注ぐ全長2,334キロメートル、標高差3,104メートルの大河です。コロラドの源流は小川のせせらぎという感じですが、途中フーバー・ダムが堰き止めたミード湖、グレンキャニオン・ダムが堰き止めたレークパウエルなど巨大な人口湖を形成しています。暇があればですが・・・ロッキーマウンテン国立公園からコロラド川に沿ってホースシュー・ベンド、グランドキャニオンそしてその下流のリゾート、レイク・ハバスなどを旅してみるのはいかがでしょうか?
ホースシュー・ベンド行ってみたくなったでしょうか?
[geo_mashup_map]
【関連記事】
・スカイウォークは見てみたい・・・グランドキャニオンのウェストリムってどんな感じ?
・ラスベガスから1時間で行けるアメリカ大自然「バレー・オブ・ファイアー州立公園」
・樹齢4,000年以上の老木が林立するブリストルコーン・パイン・フォレスト
・『グランドサークル激走!オヤジ達のアメリカ大自然大冒険!』
・モニュメントバレー・ナバホ・トライバル公園内ある「グールディング・ロッジ」
【関連ツアー】
・アメリカ大自然グランドサークル 3日間 グランドキャニオン国立公園宿泊
・アメリカ大自然グランドサークル 5日間 グランドキャニオン国立公園宿泊
・アメリカ大自然グランドサークルとセドナ周遊4日間グランドキャニオン国立公園宿泊
・グランドキャニオンでの宿泊にアンテロープとセドナも観光しちゃう2日間