昨年はあまりもりあがらなかったBroadwayでしたが、2014年は続々と派手な新作が登場しはじめました。レ・ミゼラブル、アラジン、ロッキーこの3つが今年は売れるのでは?と予測しておりますが、今回は『ロッキー』についてのご紹介です。
1976年に公開されたこのアメリカ映画はアカデミー作品賞をはじめたくさんの映画賞を受賞してます。当時無名俳優だったシルベスター・スタローンが脚本を書き主演を務めて、“アメリカン・ドリーム”を再びもたらす先導役となった伝説の映画です。当時まだ生まれていなかった方々も「アイ オブ ザ タイガー」など聞けば「あー 、がってん」と納得することでしょう。映画で主役を務めたシルベスタースタローンも今回のミュージカル脚本とプロデューサーとして制作に参加です。
映画を元に作られているので、英語が不得意な方はまずDVDを借りて予習をしましょう。でもストーリーがわからなくても派手なステージと演出で
外国人でも楽しめるミュージカルになっております。
***** ストーリー *****
フィラデルフィアで賞金稼ぎとして生活をする三流ボクサーのロッキー。孤独な彼にも生きがいが出来た。友人のポーリーの妹でペット・ショップに勤めるエイドリアンの存在だ。
ある日、人生最大のチャンスが訪れた。建国祭のイベントの一つとして開催される世界タイトルマッチのアポロの対戦としてロッキーが指名されたのだ。ポーリーや、老トレーナーのミッキーが協力を申し出て、ロッキーの猛特訓が始まった。孤独だったロッキーの人生は一変する。愛が、友情が、人生の目的が今や彼を支えてくれている。
試合前日の夜、彼は「絶対勝てない」と弱音を吐くが、「もし最終ラウンドまでリングの上に立っていられたら、自分がただのゴロツキではないことが証明できる」と自分のゴールを決意する。当日、余裕で入場するアポロ。無名ボクサーと史上最強の世界チャンピオンの対戦。賭け率は50対1。アポロの優勢は明らか。ゴングが鳴り、攻勢のアポロ。負けじと打ち返すロッキー。ロッキーの予想外の善戦に手を焼くアポロ。両者の腫れ上ったまぶたが血と汗にまみれ、凄まじい死闘は続く。結果は‥ 見てのお楽しみ。
大人気のマンマミアを他の劇場に移動させてウィンターガーデンを使いたかった理由ってなんだろう?答えは第2幕でわかります!ストーリーと劇場の一帯感が上手に演出され、観客もいつの間にか登場人物のひとりになり、ロッキーを応援することとなるのです。「アニー」でトニー賞を受賞した脚本家トーマス・ミーハンや、「ラグタイム」でトニー賞受賞の作詞家リン・アーレンズ、それに作曲家スティーブン・フラハティも加わった製作陣。ボクシングの振り付けにはワンスの振付スティーブン・ホゲットが担当しました。ブロードウェイでの “世界タイトルマッチ” にご期待ください!あなたの期待は裏切りません。
by くっしー
【関連記事】
・MEMPHIS lives in Me! ブロードウェイ・ミュージカル 『メンフィス』
・ニューヨーク・ブロードウェイ・ミュージカル【シカゴ】が今熱い!
・幸せな気分になれるブロードウェイミュージカル、メリー・ポピンズ
・一緒に歌いたくなるブロードウェイミュージカル『ジャージーボーイズ!』
・大人気のニューヨーク・ブロードウェイ・ミュージカル『ビリー・エリオット』
・「ウィキッド」 WICKED ブロードウェイ・ミュージカル大人気の秘密!
・愛の物語!ウエストサイドストーリー【WEST SIDE STORY】
・【ブルーマン グループ】ニューヨーク・オフ・ブロードウェイの王道!
・『オペラ座の怪人』NYCに来たら観てみたいブロードウェイ・ミュージカル!
・笑いあり涙ありブロードウェイミュージカル 『マンマ・ミーア!』
・感動のミュージカル!ライオンキング 【THE LION KING】
・FELA!-大舞台 ニューヨーク ブロードウェイで活躍する日本人-
・人気ブロードウェイミュージカル SOUTH PACIFIC-南太平洋-
【関連ツアー】
・ニューヨーク1日市内観光 ~マンハッタンストーリー・デラックス~
・夜景ざんまいツアー ~マンハッタンの夜景を満喫します~
・ニューヨーク発ナイアガラ1日観光 ~往復航空機利用、昼食付き~
・「鉄道の旅」アムトラックで行く首都ワシントン1日観光
・メトロポリタン美術館 「美術専門ガイドによる解説ツアー」