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麗しのイタリア8日間周遊記 その① 「永遠の都 ローマを訪ねる」

イタリア

世界遺産を世界で最も多く抱える国「イタリア」。一口にイタリアと言っても、地方・町により食文化や雰囲気は全く異なります。というのも、「イタリア」という国が誕生したのが1861年と比較的最近の事で、それまでは各地方都市国家として別々の国であった事の名残ともいえます。そのお陰か(?)私達観光客はその都市ごとの異なる魅力や郷土料理を楽しめる訳です。では JTBヨーロッパの中で1番人気のコース麗しのイタリア8日間に沿ってイタリアの魅力を紹介致します!さぁ、旅は永遠の都、ローマから始まります。 コロッセオ(左)、トレビの泉(中)、サンタンジェロ城(右)など見所満載のローマ。

  

しかし何といっても一番の見所は予約なしでは完売の為入場出来ないほど人気のバチカン市国・システィーナ礼拝堂にあるミケランジェロの大作「最後の審判」です。

天井部分と祭壇部分合わせて9年かけて完成されたフレスコ画で、中央ではイエスキリストが死者に最後の審判を下しています。向かって左側には天国へと昇天していく人々が、右側には地獄へと送られる人々が描かれておりなんと、全部で約400人の人物が描かれています。長い間ろうそくの煤などでくすんでいましたが、81年から94年に かけて修復が行われ500年前に描かれた本来の鮮やかな色彩が戻った「最後の審判」は必見です。 実は、この修復は日本テレビの支援で行われました。この素晴らしい事業に日本人が関わっているって、何だか誇らしいですよね。

 さて、この壁画があるバチカン市国はローマ市内にありますがれっきとした独立した一つの国で、国土は0.44平方キロメートル、世界最小の国となっています。

<サン・ピエトロ大聖堂上からサンピエトロ広場と市内の眺め>

バチカンの中を歩いていると黄色と青のカラフルで可愛い制服を着た衛兵さんに出会います。 彼らの着ている制服は、なんと約500年前にミケランジェロがデザインした制服なんですよ。続いてローマ市内。コロッセオスペイン広場、真実の口などが定番の観光地ですが今回は通常の観光に入っていない、個人的にお勧めの場所を紹介します!特に建築・歴史好きの方は必見です。それがパンテオン

パンテオンとはギリシャ語で「万神殿」という意味で、紀元前25年に建てられた神殿です。609年以降から教会として使用され、現在も教会としての役割を果たしています。大きなドーム型の天井(クーポラ)はローマ時代の建築水準の高さを物語っており、ただ圧倒されるばかりです。

    

それから、このパンテオンの中にはラファエロのお墓も安置されているんですよ。パンテオンの前は広場になっており、広場を囲むようにカフェやレストランが並んでいます。パンテオンを目の前に、悠久の時に思いを馳せながら飲む冷えたワインは格別です。ローマでの自由時間に是非行ってみて下さい!

次回はカプリ島・あの有名な青の洞窟についてご紹介します。

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