ケビン・コスナーは卒業旅行で、サウスダコタのインディアンの聖地「ブラック・ヒルズ」を訪れ、クレージーホースを見て強い感動を受け、インディアンの歴史などに興味を持ったのだそうです。バッファロー(タタンカ)とインディアンの関係も勉強したとの事で、俳優になってからもその思いが忘れられられず、あの「Dances with Wolves」を製作したのだそうです。
その後も、インディアンの聖地ブラックヒルに多くの人に訪れて欲しいという夢をずっと抱いていたとの事で、自費でTATANKAという博物館を造ってしまいました。 TATANKAでは、ラコタ・インディアンの方がインディアンの生活とTATANKAとの係わりなどをレクチャーしてくれます。
インディアンにとって、TATANKAがその生活の全てだったそうで、重要なタンパク源としてだけでなく、その全てを生活に利用したのだそうです。
鯨と日本人の関係に似ていると思い、その話をしたら非常に興味深く耳を傾けてくれました。ちなみに、儀式の際に「へその緒を入れた」飾り物を腰につけて踊るという風習もあるそうで、へその緒を桐の木箱に入れて大切に保管しておく日本の習慣にも通じるものがあると思いました。ケビン・コスナーは、このブラック・ヒルに鉄道を通し、ホテルを建設する夢をまだ捨てきれてないそうですが、デッドウッドの町には、彼が経営するMidnight Starというレストランとカジノがあります。
1階はカジノ、2階が「Diamond Lil’」というというバー、3階が「Jakes」というレストランになっています。
2階には、彼が出演した映画の衣装が壁に所狭しと展示されていました。
ケビン・コスナーのファンはもちろん、ファンならずともここは、是非来てみたいレストランですね。
Jakesは、かつてのアウトローの街には似ても似つかないほど、エレガントなレストランでピアノの生演奏までありました。 このビル全部がケビン・コスナーの持ち物との事。
メニューには、もちろんバッファローステーキもありましたが、本日スペシャルで、Kobe BeefのFilet Mignonがありました。バッファローは少しクセがありますが、Kobe Beefはやっぱり美味しいです。
こちらは、Braised Lamb Shank ($24) Kobe Beefもお薦めですが二番人気だそうです。
Cajun Seafood Totellini ($26)、酪農農家が多いサウスダコタの人は、普段から最上級の肉を少なくとも1週間に3回は食べているそうです。(うらやましい~)従って、レストランではステーキは滅多に食べず、シーフードを注文するということだそうです。
デザートはテラミス。 ものすごいボリュームです。ちなみに、ケビン・コスナーの大好物は、Roasted Phaesant(キジ料理)とミルクだそうです。
最後に1階で遊べるようにと、$5分のクォーターなどなどクーポンブックがもらえます。「ラッキー!」と思うのは今だけ、、、結局デッドウッドの街に寄付をすることになりました。
西部開拓時代の面影をそのまま残す デッドウッドの街は、人口1300人という小さな町ですが、ワイルド・ウェストの雰囲気を味わえる不思議な魅力のある町です。ケビン・コスナーが、惚れ込んだブラック・ヒルズ、タタンカにも、是非訪れてみてください。
[geo_mashup_map]
【参照サイト】
・マウントラシュモア国立記念公園の見どころ・楽しみ方
・マウントラッシュモア/アメリカのもう1つの象徴
・人気の添乗員「堀ちえみ」のイエローストーン国立公園への旅のお誘い
・バッドランズ国立公園 50万年の歳月が生み出した想像を絶する荒野 Badlans National Park
・インディアンの聖地「デビルズタワー」 ラピッドシティー~デッドウッド~デビルズタワーと廻る1日
・ワイルド・ウェストのアウトローの町「デッドウッド」とワイルド・ビル・ヒコックの眠るモライアー墓地
・サウスダコタの観光はラピッド・シティーから! 歴代大統領の銅像がいたる所にある街
・マウント・ラシュモア~クレージーホースからニードルアイ・ハイウェイー~カスター州立公園とアイアン・マウンテン・ロード
・クレイジーホース記念碑「コルチャック家族の自費で営む壮大なとてつもないプロジェクト」 Crazy Horse
・ウォール・ドラッグ テッドとドロシーが始めた80年も続いている家族ビジネス
【関連ツアー】
・イエローストーン国立公園、マウントラッシュモア、グランドティトンと化石採集5日間
・フライ&ドライブ、マウントラッシュモアとイエローストーン国立公園 5日間
・フライ&ドライブ、マウントラッシュモアとデビルズタワー 5日間