ナイアガラの滝からオン・ザ・レイクに行く途中、ゴルフ場や、ナイアガラ川がくの字に曲がるとこにある渦巻き「ウール・プール」や、「ナイアガラの滝滝発祥の地」を観光してさらに北に10分ほど行くと、界一小さな教会の「ウェイサイド・チャペル」があります。本当に小さく幅は2メートルもありませんが、中はちゃんと礼拝ができるようなベンチが左右にあって、ここで結婚式を挙げるカップルも多いのだそうです。
左右の桃園やぶどう園を見ながらナイアガラ川に沿って進むと「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」の街に到着です。まずは、ナイアガラ川が注ぐオンタリオ湖です。 この巨大な湖はイロコイ・インディアアンの言葉で「輝く水」という意味だそうで、大きさはほぼ四国と同じだそうです。この湖の沿岸にはカナダの首都トロント、さらにセントローレンス川の先にはモントリオール、ケベックがありますね。
オンタリオ湖の湖岸のエリアは、イギリス統治時代の150年以上も前の佇まいをそのまま残す家々が建ち並び、情緒豊かな風景が楽しめます。 カナダ最古のゴルフ場もありました。
ナイアガラ・オン・ザ・レイクのシンボルの時計塔。 この街はイギリスの植民地時代の1792年から5年間、アッパーカナダ(現在のオンタリオ州の南部)の首都だったとのこと。 当時はイギリス、フランスが激しい覇権争いをするほどで、大西洋から内陸に行く交通の要所だったことがわかります。 ナイアガラ川の反対側のアメリカサイドには300年以上前に建てられた堅牢な石造りの要塞が今も残っています。
オン・ザ・レイクの街は人口1万4000人強の街ですが、古いイギリスの街並みがそのまま残っているためか、1995年にはオンタリオ州で最も美しい街に、1996年にはカナダも最も美しい街に指定されて、世界中から観光客が訪れています。
オン・ザ・レイクには60近くのワイナリーがあって、カナダの全ワインの84%を生産しているそうです。アイスワインは有名ですね。
帽子の専門店、紅茶の専門店、イギリスのトラディショナルなファッションのブティックなどなど、チェーン店ばかりになってしまったアメリカでは、なかなかお目にかかれない珍しいお店がたくさんあります。
英国皇太子も宿泊したという、1864年に建てられた由緒あるホテル「プリンス・オブ・ウェールズ・ホテル」はクーイン通りの真ん中にあります。
中に入ると、 こんな田舎街には似ても似つかない、エレガントなロビーに驚かされます。ドローイングルームでのアフタヌーンティーは今でも有名だそうです。
この街には、普通に生活する人のためのお店、ジャム屋、雑貨・小物屋、パン屋、カフェなどがあって、いわゆる観光客向けという感じがあまりしないところが、大変気に入りました。もう一度ゆっくり訪問して、ショッピング、ワイナリー巡りがしたくなりました。
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