アメリカ東海岸、ワシントン・ニューヨーク・ボストンのメトロポリスを結ぶアムトラック・東回廊線。中でも超特急・アセラエクスプレスは、国内鉄道の最先端技術が売りだ。ニューヨーク/ボストン、ニューヨーク/ワシントンをそれぞれ4時間弱で結ぶ!
飛行機よりアムトラックを選ぶ理由
①面倒なセキュリティーチェックが無い
②空港までのタクシー代がかからない
③スナック車両で好きなときに軽食をとれる
④120Vの電源が付いている
⑤席がゆったりしている
⑥なにより疲れが少ない
【アセラ・エクスプレス】
デビューは2000年。ヨーロッパの高速鉄道会社や日本の新幹線も、この契約を取らんと躍起になったが、結局はカナダ・フランスの合弁会社へ製造依頼が決まった。ボストン行きは最高速度240kmに達するが、日本の新幹線のように専用路線ではなく在来線と共有のため、最高速度到達はニューへブン~ボストン間のみ、あとは普通の急行並みのスピードでの走行を余儀なくされている。アセラ特別料金が適応となる。(NY/BOS間、$93/片道)
アセラの2等車内。飛行機のようにスマート
座席は、固定式の2列配置。全て定員制の自由席となる。写真のような4人掛(テーブル付き!)もある。
8両編成で、客車は5両。1両はスナックカーとなる。
出発から、売店がオープンする。ハンバーガー、ピザ、ソフトドリンク、ビールなど品揃え豊富
朝からピザとビール。これがアメリカン(。・ω・)ノ゙
2等車には”Quiet Car”なる騒音禁止の車両も。本でも読んでゆっくり過ごしましょ。
【メトロライナー】
こちらも、3都市を結ぶマストランジットとして活躍。急行列車の位置づけとなるが、基本料金のみでアセラに謙遜ない広々とした車両で旅を満喫できる。
ステンレス製の流れるようなラインの車両。
座り疲れたら、スナックカーで暫し休憩。アセラのように品揃えは豊富。
【ニューヨーク・ペンステーション】
アムトラックとニュージャージ鉄道のメインターミナル。駅は地下になっており、上はスポーツやコンサートの殿堂、マディソンスクエアガーデンだ。
列車に乗る前に、ボーディングパスをゲットする必要がある。WEBなどで購入した場合、写真のキオスクでチェックインが可能。
駅の中央ホール。大きな掲示板に出発番線が掲示される。
。
かの鉄道全盛期を思わせる、威厳ある建物だ。
駅構内ホール。クリスマス近くとあってツリーが出迎えてくれた。
駅内にあったカフェ・レストラン。出発まで優雅にお茶して待ちましょう。
【ボストン・サウスステーション】
ボストンのダウンタウン付近に位置する、アムトラックのメイン駅。バスターミナルも併設し、多くの人が利用する
[by ハマックス]
【参照サイト】
・アムトラック公式ウェブサイト
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