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現地オプショナルツアーのJTB ルックアメリカツアー

フォトジェニックで歴史的。 ニューヨークからバスでフィラデルフィアへ。

アメリカ


フィラデルフィア、と聞いて何を思い浮かべますか?
やっぱりクリームチーズ…?
実はフィラデルフィア、アメリカにとっては歴史的にとても重要な街。
独立宣言が行われた、アメリカ建国史のハイライトとも言える土地なのです。

そんなフィラデルフィア、どこにあるのかと聞かれると、
ニューヨークからバスで南西へ約2-3時間。
実は、意外と日帰りで行けちゃう街なのです。
美しい街なのにあまりガイドブックには載っていない… 穴場感さえも感じられます。

本日はそんなフィラデルフィアをもし1日で巡るなら、というおすすめの観光スポットをご紹介しちゃいます♪

 

1. Independence Square(インディペンデンス スクエア)

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1776年のアメリカ独立宣言が書かれた場所です。こちらの時計台の上にあるベルはLiberty Bell(リバティベル)、自由の鐘と呼ばれています。終戦前は自由の鐘として奴隷解放のプロモーションに使われ、独立戦争後はフェミニズム活動等に使用されています。

実はこの鐘は2代目。ミュージアムの中に1代目があります。

こちらがそのミュージアム。インディペンデンスホールの斜め前に位置しています。

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リバティベルは、あの有名なダライ・ラマキング牧師も鳴らしたようです!

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こちらがその初代の鐘!色、傷、大きさ…歴史の重みを感じます。

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写真は白とびしてしまいましたが、鐘の後ろにはインディペンデンスホールが見えています。

2. Independence Hall(インディペンデンス ホール)

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アメリカで最初の国会議事堂はニューヨークに建てられたのですが、こちらは現存するものでは米国最古の国会議事堂。レンガ作りでなんだかおしゃれ♪ ここへ入るにはまず左手の入り口からセキュリティチェックを受けます。

中庭を抜けて、こちらの看板を目印にCongress Hallを目指しましょう。スタッフによる無料の解説ツアーが数十分おきに開催されるので、待機です。

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中に入ると、当時の国会施設が再現されています。

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この場所で、Bill of Rights(権利章典)が作成されました。1階(写真)は下院、2階に上院が着席し、当時は計106人の議員で議会を構成していました。

大統領ジョージワシントンからジョンアダムスへの交代や、海軍や銀行創設の決定が行われたのも、こちらの国会です。

また、ブロードウェイミュージカル『Hamilton』に描かれる、ハミルトンもここでFederalists(フェデラリスト)、連邦党のリーダーとして活躍しました。Hamiltonのブログをみる

同じ地にこうして立っているなんて本当に不思議な気分です。

2階にはアメリカの独立を支援したフランス王ルイ16世と女王マリーアントワネットの肖像画も飾られています。

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さて、歴史をたっぷり勉強したあとは街へ繰り出してランチタイムとしましょう!

3. フィラデルフィア名物・チーズステーキサンド

フィラデルフィアにも名物料理があります。その名も、「フィリーズ・チーズステーキ」サンドイッチ!名前の通り、とろ~りチーズとお肉が入ったボリュームたっぷりサンドです。

インデペンスホールから次の目的地である旧市街までの間のちょうど良いロケーションに位置しているCampo’sというお店をご紹介します。

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中に入ると、さすが昼時。ランチを求めてやってくる地元の人でいっぱい!地元の人が多い=美味しいお店… 期待できそうです!

カウンターでオーダーして、番号を呼ばれるのを待ちます。
…着ました!ボリュームたっぷり、あつあつのチーズステーキサンドイッチ!

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チーズとお肉が合うのは言うまでも無く… 甘く炒めた玉ねぎが旨みを引き立てます。パンもフレッシュでとっても美味しかったです♪ 少し大きかったのでふたりでシェアしても十分お腹がいっぱいになりました。

4. 旧市街  Elfreth’s Alley 

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フィラデルフィアで最もインスタ映えするスポットといえば、ココ。もともとは職人が1階に工場やアトリエを持ち、2階に住居を構えた街だったそう。各家をよく見ると、その時代の生活様式がよく見られます。

たとえば、こちら。この家の前にあるポール、何だと思いますか?

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これは馬車を使用していた時代の「馬留め」がそのまま残っているんです!ドアの前にブーツの泥を落とすための「泥除け」もありますね。

もうひとつクイズです。
この2階の左下の窓についている黒い箱のようなもの、何だかわかりますか?

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これは実は監視カメラのようなものなんです!玄関ドアをノックされたとき、こうやって鏡のように外を写して誰が来たのかを確認していたのだとか。なるほど、昔の人は知恵を絞って生活されていたんですね。

レンガ作りで可愛らしい旧市街 Elfreth’s Alleyですが、今も外装を変えてはいけないというルールのもと、地元の人が住んでいます。この日も、FOR RENTの看板が出ているおうちがありましたよ!

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毎日たくさんの観光客がこの旧市街を訪れるらしく、ここで生活するのは少し大変そうですが… 自分が住むならこの家!なんて想像しながら歩くのも、楽しそうですね♪

5. フィラデルフィア美術館のロッキー像

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とっても大きなフィラデルフィア美術館。様々な美術作品が展示されている施設ですが、それよりも、この正面の階段を見て何かを思い出す人もいらっしゃるのではないでしょうか。

…そうです、あの映画『ロッキー』で主人公が走って駆け上がった「ロッキー・ステップ」です。階段の下の小さな広場には『ロッキー3』に登場した銅像が飾られています。

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ついつい、同じポーズで記念写真を撮ってみたくなっちゃいます!以前は階段に設置されていたそうなのですが、真似して階段を駆け上がる人が多く、安全面を考慮してこちらに移動されたのだそうです。

美術館正面、車道を挟んで向こう側の広場にはジョージワシントンの銅像もありました。

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立派な銅像、青空によく映えてかっこよかったです!

 

いかがでしたでしょうか?
ニューヨークから日帰り観光といえば、ワシントンやボストンが人気ですが、フィラデルフィアもフォトジェニックで可愛い街。

また歴史的背景からもアメリカという国を知るには良い旅先だと思います。
週末のエクスカーションに是非、訪れてみてください♪

by Momo

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