マートクローウィ(Mart Crowley)によるオフブロードウェイの劇、『The Boys in The Band(真夜中のパーティー)』が公開50周年を記念して、今年2018年にリバイバル版として帰ってきました~!
プライドウィークということで、Kinky BootsなどのLGBTQの方々がメーンキャラクターにいるブロードウェイショーが見たいということで、今回は、『ボーイズ・イン・ザ・バンド(The Boys in The Band 真夜中のパーティー)』を観劇してきましたので、ご紹介いたします
一言で言えば、ゲイの友達が集まって誕生日パーティーを開いた日の話。
なんとなく同性愛者が多いのはわかるけど、実際にどんな過去があって人生を歩んで来ているかはなかなか知れないもの。そんなニューヨークに住む同性愛者の姿を赤裸々に描く物語。アメリカでも公開された当時は、性の対象をオープンに出来ない時代。そんな中に突如と現れた劇、その後公開された映画のリバイバル版の『The Boys in The Band(真夜中のパーティー)』がブロードウェイで大人気となっております。
早速あらすじを見ていきましょう。
あらすじ
ニューヨークのアッパー・イースト・サイドにあるマイケルの家に集まり、友人のハロルドの誕生日会をするという一夜を描いている。準備が進むにつれ仲間も徐々に集まろうとしていた。そんな中、ストレートの友だちアランからニューヨークに来ているというお知らせが。マイケルは、アランに対してずっとゲイであることを隠していたので、来て欲しくないと告げるが、どうも彼の様子がおかしい。アランが来ることを他のパーティーにくるゲイ友だちに伝え、どうにか男らしく振舞ってほしいと尋ねる。
ストレートのアランも無理やり家にやってきた。総勢9名の友人が集まって、マイケルが思いつきで言い始めたある「ゲーム」を始める。その「ゲーム」とは自分の好きな人に電話で告白するというものだった。彼らが愛の告白をするのは、一体誰なのか。そしてどんな結末が待っているのか。
みどころ
TVドラマなどで活躍する俳優がそろった劇!!!
スーパースターキャストでお届けする、リバイバル劇。
キャスト
~The Boys In the Bandはスターが勢ぞろい~
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ドナルド – マット・ボマー: マイケルの家に一番最初に着くイケメン!
ハロルド – ザハリー・クイント: バースデーボーイ
マイケル – ジム・パーソンズ: 家主
エモリー – ロビン・デ・ジシュルス: おネエ系のゲイ
ラリー – アンドルー・レイノルズ: 他の男に目移りするタイプ
ハンク – タック・ワトキンズ: 数学教師で、またラリーと同棲中
バーナード – ルーベン・グリーン: 唯一黒人のキャラクター
アラン –ブライアン・ハッチソン: マイケルの大学時代からの友人
カウボーイ – チャーリー・カーヴァー: ミッドナイトカウボーイ役
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セットはなんとアパートのセットのみ!!暗転もなく休み無く物語が進んでいきます。
なんとマット・ボマーさんはじめ出演者とお会いできました!
まとめ
いかがでしたでしょうか。いつもは、ミュージカル中心にお届けしているブログでしたが、今回は、『The Boys in The Band(真夜中のパーティー)』の劇についてでした。プライドウィークには、多くのLGBTQ当事者の方々やその友人が見に来ていて、スタンディングオーベーションでした。みなさまも、機会があればリバイバル版の『The Boys in The Band(真夜中のパーティー)』を見に行ってみてください。
By Masato Suzuki
【劇場】
Ethel Barrymore Theatre
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