世界最高所を走る鉄道の1つ、ペルー南部鉄道の発着都市「プーノ」スペイン征服後に建設された都市ですが、プレ・インカ文明の遺跡がいたるところに残っている。また「プーノ」はチチカカ湖や湖面に浮かぶうロス島への観光の拠点でもあります。
「チチカカ湖」はペルー南部とボリビア西部に跨る、汽船などが行き来できる湖としては標高3810メートルという世界最高所にあることで有名です。
湖の深さは300メートルもあり、面積は7700平方キロメートルで、琵琶湖の約110倍以上の大きさです。
「チチカカ」には2つの意味があるそうで、一つは「鉛の崖」でもう1つは「ライオンの崖」という意味なのだそうです。( ↓ ボリビア側ティワナクにある太陽の門 安山岩の1枚岩で重さは10トンもある門には緻密で正確なカレンダーが彫刻されていて、不思議な事にアメリカ大陸には1万年以上前に居なくなった象の絵柄も描かれている)
「チチカカ湖」は地質学上も謎の多い湖だそうで、その主な謎は次の通り。( ↓ 世界遺産ティワナクの半地下式広場)
①海抜3000メートル以上の高地にあって、湖の周りには何千万という貝殻の化石が存在する。これはあたりの大地が海底から隆起した事を示しているが、それは約1億年以上前とされる。
②1億年以上前の事なのに、「チチカカ湖」には現在でも海洋生物が生息している。太平洋から遠く離れているにも拘わらずにだ。今でも漁師の網にはタツノオトシゴがかかって来ることがある。
「チチカカ湖」はまた、300ものトトラと呼ばれるアシで造った人口の浮島が集まった「ウロス島」でも有名です。現在でも3000人弱のアイマラ先住民が生活を営んでいます。
【関連ツアー】
・マチュピチュ村滞在&ワイナピチュに登る!ペルー7日間(日本語)
・マチュピチュ村滞在&ワイナピチュに登る!ペルー7日間(英語)
・マチュピチュペルー・ハイライト7日間 (日本語ガイド/デラックスホテル利用)
・マチュピチュインカ帝国 ペルー秘境の旅8日間 (日本語ガイド/デラックスホテル)
・マチュピチュナスカの地上絵とマチュピチュ 8日間(英語ガイド/スぺリアホテル)
【関連記事】
・これは地上に描いた星座?超弩級の不思議な世界遺産「ナスカの地上絵」
・マチュピチュの朝日を見る前に死ぬわけにはいかない。インカの秘密都市?
・孤高の古代空中都市そしてインカ帝国の最後の聖地「マチュピチュ」
・クスコの夜は「ドン・アントニオ」の民族音楽と舞踏ショー
・リマでは見逃せない「ラファエル・ラルコ・エレーラ博物館」
・かつてのインカ帝国の首都「クスコ」 インカ文明の遺物
・かつてのインカ帝国の首都クスコ周辺「聖なる谷」の遺跡ケンコー
・世界遺産マチュピチュへの玄関口「アグアスカリエンテス」(マチュピチュ村)
・マチュピチュ行きの鉄道/Peru Rail
・インカの都「クスコ」とピサック村の市場(ペルー)