リマはスペイン人のフランシスコ・ピサロにより1535年に、南米支配の拠点として今日のアルマス広場にて設立されました。
旧市街にはコロニアル時代の教会や宮殿が碁盤の目のように街並みに点在し、1988年にはユネスコにより世界遺産に認定されています。 旧市街の中心にある「アルマス広場」(Plaza de Armas)
その周辺にはリマ大聖堂、ペルー政府庁舎、リマ市役所があり夜はライトアップされてロマンチックな雰囲気になります。 「カテドラル(リマ大聖堂)」(Catedral de Lima) 現在の白亜の建物は以前のリマ教会の跡地に19世紀初頭に建築されたもの。
カテドラル内部にはフランシスコ・ピサロの遺体が安置されています。また宗教美術館には絵画、彫刻、祭服などが展示されています。
「ペルー大統領府」(Palacia de Gobierno)
ペルーを支配したフランシスコ・ピサロの住居として利用していた建物で1600年に完成後も改築を重ね、1920年には火災で再建され、1939年に正式に大統領府となりました。毎日午前11:45から行われる衛兵交代式も一見の価値があります。
「サンフランシスコ教会・修道院」(Iglesia y Convento de San Francisco)
このページュ色の美しい教会は1672年に完成しました。2つの対照的な鐘楼とその真ん中正面のバロック様式のファサードが素晴らしい。中央階段の天井を飾るドーム、スペインから輸入されたセビリアンタイルの内装や宗教画の数々も一見の価値あり。地下にはスペイン植民地時代の大量の人骨が納められているカタコンペ(地下の墓所)があります。
「サント・ドミンゴ教会」(Iglesia y Convento de Santo Domingo)
1547年に建造された礼拝堂は過去の地震にも耐え、外観は当時の面影をそのまま残すペルー最古の礼拝堂。また1551年には修道院内にサン・マルコス国立大学が創設され、アメリカ大陸で最も古いスペイン植民地時代の大学とされています。
「ウニオン通り」
コロニアル様式の建物が立ち並ぶ、旧市街の目抜き通り。
「ラファエル・ラルコ・エレーラ博物館」(Museo Rafael Larco Herrera)
砂糖精製で財を成したイタリア移民のラルコ一族のラファエル・ラルコ氏の個人的に収集したコレクションを一般公開している博物館。
資産家であった父親からもらった1点の土器から考古学に興味をもち、自ら発掘、研究を重ねて収集した4万点以上が展示されている。
リマ新市街 「ミラ・フローレス地区」
太平洋に面した海岸沿いにブランドショップやお洒落なレストラン、カフェ、ホテルが立ち並ぶリマの新しい中心地。海辺の崖に作られたラルコマール・ショッピングモールも観光客のみならず裕福な地元の人々の憩いの場ともなっています。
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